ソニーは、デジタル一眼レフカメラ向けに35mm判サイズのCMOSセンサーを開発した。2008年中に量産する。
チップサイズは41×31.9mm(対角43.3mm/2.7型)。有効画素数は6,104×4,064ピクセルの約2,481万画素。セルサイズは5.94×5.94μm。
大型イメージセンサーは電源線や信号線が長くなり、画面内で感度などがバラつきやすいが、独自の回路設計技術と高精度な製造技術によってこれらの問題をクリアした。
同社のAPS-CサイズのCMOSセンサー「IMX021」と同様に、A/D変換器を画素の垂直列ごとに並列配置した「列並列A/D変換方式(カラムA/D変換方式)」を採用。ノイズを抑え、6.3frame/s(12bit)での高速な信号の読み出しが可能としている。
■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200801/08-010/
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( 本誌:田中 真一郎 )
2008/01/30 13:57
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