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GfK Japan、2007年プリンタ年末商戦は伸び悩み

~複合機は健闘

 GfKマーケティングサービスジャパン(GfK Japan)は9日、2007年12月期のプリンタ市場調査を発表した。データは有力家電量販店のPOS集計「ACSISS-E」による。

 これによると、2007年12月期のプリンタ販売数量は対前年比95%。また、2005年からの平均価格を見ると、価格低下の傾向があり、金額ベースでの伸び悩みが続いていると分析している。


販売指数は、2005年12月期の販売数量を100とした時の指数。グラフはGfK Japanによる(以下同)

 また、2005年から2007年にかけての販売数比較では、例年通り10月から12月にかけて販売数は増加しているが、11月の2週目以降で前年の販売量を下回った。プリンタの年間販売台数は直近の3年間では2005年をピークに年8%程度で減少し続けているという。販売数減少の要因として、家庭への普及が進み成熟市場になったことと、高機能化による買い換えサイクルの長期化を挙げていている。



 一方、複合機単独では前年の販売量を上回った。複合機のシェアは拡大しており、2007年12月期には70%を超えている。複合機の平均価格は単機能機に比べて5,000円程度高いが、価格下落や小型化などで買い得感が高まっていると見ている。



 インクジェットプリンタにおける色数別のシェアでは、2007年10月期以降4色と7色がシェアを伸ばしており、高機能派と基本機能派の両極化が進んでいるとの見方を示した。




URL
  GfKマーケティングサービスジャパン
  http://www.gfkjpn.co.jp/
  2007年12月期プリンタ市場現況(PDF)
  http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFiMonthlyMarketComment_0712_Printer.pdf


( 本誌:武石 修 )
2008/01/15 16:29
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