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【2008 CES】無線LAN搭載デジカメを参考出品した米Panasonic

~32GBのSDHCメモリーカードも

Panasonicブース

会場:Las Vegas Convention Centerほか
会期:1月7日~1月10日(現地時間)


 米Panasonicブースではデジタルカメラの新製品発表はなかったが、無線LAN機能を搭載したデジタルカメラのコンセプトモデルを参考出品した。

 試作品は、実際に動作する状態で展示してあり、デモを行なっていた。展示していたのは、LUMIX DMC-TZ3のグリップ部分に無線LANモジュールを組み込んだ製品で、IEEE 802.11b/gでの画像転送が可能。米国では、T-Mobileの提供するHotSpotからオンラインアルバムのPicasaに画像を転送することができる。


無線LAN搭載カメラのコンセプトモデル
グリップ部分に無線LANモジュールを組み込んだ

 コンセプトモデルのためDMC-TZ3をベースに開発したが、実際には別のモデルとして製品化するという。米国での製品化時期は未定。また、日本での発売も未定という。説明員によると、今後、無線LAN搭載カメラの市場は拡大すると見込んでおり、開発を進めているとのこと。


無線LANのメニュー画面
送信手順やインターフェースも試作中のもので、製品化の際はは違った形になるという

Picasaに転送できる
写真をアップロードしたことを知らせるメールを発信できる。メールには画像は添付されず、リンクが記載される

プロバイダはT-Mobileに対応
無線LANデジカメのデモに、多くの来場者が集まった

 また、同ブースでは32GBのSDHCメモリーカードを展示。価格は未定だが、米国では6月頃に発売するという。スピードクラスはClass6に対応。


大きなオブジェをが目を惹くSDHCメモリーカードのコーナー

曲げやひずみに対しての耐久性もアピール


URL
  2008 International CES
  http://www.cesweb.org/


( 本誌:武石 修 )
2008/01/09 20:27
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