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本日開幕「CEATEC JAPAN 2007」で見かけたデジカメ関連展示

~DMC-L10やα700の実機が登場

 映像・情報・通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2007」が2日、千葉県の幕張メッセで開幕した。

 薄型TVや携帯電話、PC関連の展示が主流となっているが、デジタルカメラを手がけるメーカーも出展しており、小規模ながらデジタルカメラ関連の展示もいくつかある。ここではCEATEC会場で見かけたデジタルカメラ関連の展示をレポートする。

 CEATEC JAPAN 2007は6日まで開催される。開場時間は10~17時。入場料は一般1,000円、学生500円だが、事前登録により無料となる。


パナソニックはLUMIX DMC-L10を展示

 パナソニックは26日発売のデジタル一眼レフカメラ「LUMIX DMC-L10」を展示している。

 カウンターには4台のDMC-L10が用意されており、手にとって操作することができる。同時に発表された交換レンズ「Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6」、「Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6」や、すでに発売されている同社製レンズのほか、フォーサーズ準拠のレンズも用意されており、好みのものを装着することもできる。また、付属する1.2倍マグニファイヤーなども試すことができる。

 カウンターのほか、可動式バリアングル液晶モニターやライブビューの効用を実感できるよう、ローアングルやハイアングル撮影を試せるセットも用意されている。


DMC-L10のカウンター。ケース内にフォーサーズ準拠レンズが並んでいる
Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6を装着したDMC-L10

Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6を装着
Summilux 25mm F1.4を装着

1.2倍マグニファイヤー
DMC-L10の分解モデル

バリアングルモニターでローアングルやハイアングル撮影も試せる

コンパクトデジカメのLUMIXシリーズのブース。おまかせiAによる動体撮影を試せる VIERAのコーナーでもLUMIXとの連携をアピール

ソニーはα700とスマイルシャッター

 ソニーは11月16日発売のデジタル一眼レフカメラ「α700」と、9月に発売されたコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-T200/T70」を展示。どちらも手にとって操作できる。

 α700は、同時発売の交換レンズ「DT 16-105mm F3.5-5.6」やオプションの縦位置グリップなども展示。カウンターには発売済みのαレンズも用意されており、装着して試すことができる。また、撮影した画像をカウンター背面のディスプレイに表示して、画質を確かめることもできる。

 また、BRAVIAのコーナーでは、秋モデルから搭載された静止画用表示モード「フォトモード」の画質を比較できる。こちらの画像表示にもα700やDSC-T200が使われている。

 このほか、世界初の有機EL TV「XEL-1」などを展示。BRAVIAのようなフォトモードは搭載していないが、USBで接続したデジカメの画像を表示する機能を備えており、静止画の画質にも期待が寄せられている。


α700
Carl Zeissレンズ付きのボディも

α700のCMOSセンサー「Exmor」の解説
Exmor

カウンターには分解モデルやαレンズが用意されている
DSC-T200のスマイルシャッターを試すことができる

BRAVIAのフォトモードの比較。左がフォトモード非搭載、右がフォトモード。動画向きに設定された非搭載モデルよりも、彩度やシャープネスが抑えられ、静止画のディテールがより再現されている XEL-1を多数展示

メモリカードやデバイスの展示も

 デジタルカメラとしての出展はパナソニックとソニーのみだが、メモリカードや、デジタルカメラに使われるデバイスや技術に関する展示がこのほかにいくつかある。デジタルカメラに関連する展示を、写真を中心にレポートする。


サンディスクのブースでは発売間近のExtreme Ducati EditionやESP技術のプレゼンテーションが行なわれている

サンディスクと関係の深い東芝のブースでは、フラッシュメモリの大容量化技術を展示。メモリセルアレイを3次元構造とすることで、テラビット級の容量を目指す
同じく東芝。こちらはメモリチップを多段実装して、16GB以上の容量のメモリカードを実現する技術

水晶デバイスのメーカーであるエプソントヨコムは、デジタルカメラ関連のデバイスをいくつか展示している。これは手ブレ補正に使われるジャイロセンサー
同社製手ブレ補正ジャイロセンサーを採用したカメラやレンズ

エプソントヨコムはローパスフィルタも手がける。これは9月に発表された新構造のローパスフィルタ 同じくエプソントヨコムは、ローパスフィルタ用アンチダストコートを参考展示。左がアンチダストコートを施したフィルタ、右が施していないフィルタで、ホコリを着けて落とす比較をデモ。アンチダストコーティングされていると、ホコリが着きにくく、付着しても落としやすい

村田製作所は27日に発表したワイヤレス急速充電システムを展示。従来のワイヤレス充電システムよりも、急速に充電できるため、デジカメのバッテリーが残り少なくなったときの応急充電などに向くとしている シャープブースでは、AQUOSの連携機能の例として、Ir Simpleをアピール。Ir Simple搭載製品として、富士フイルムのFinePix F50fdが使われている


URL
  CEATEC JAPAN
  http://www.ceatec.com/


( 本誌:田中 真一郎 )
2007/10/02 19:08
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