会場:東京ビッグサイト
会期:2007年3月22日~25日
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ベルボンブース
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ベルボンは、10日にオンラインで発売した「Zigview S2」をメインに展示。カーボン三脚の参考出品も見られた。
Zigview S2は、一眼レフカメラのファインダー内をCCDでリアルタイムキャプチャーし、液晶モニターにスルー画を映し出す撮影用品。韓国Seulineの製品で、対応カメラならどの機種でも、いわゆるライブビューが可能になる。カメラが搭載する撮像素子の大きさ別に、「S2B」(APSサイズ)、「S2C」(35mm判サイズ)をラインナップ。直販価格が発表時の6万3,000円から、24日時点では4万4,100円に値下がりしている。
ライブビュー以外にも、液晶モニターを取り外し、専用ケーブルを介して離れたところからレリーズを行なう「リモートビュー」や、画面内の明るさの変化を感知してレリーズする「センサー撮影」などの機能を備える。
ブースでは中央にZigViewコーナーを設け、リモートビュー用のオプションなどフル装備で展示。熱心に説明に聞き入る来場者が多く見られ、とりわけセンサー撮影のデモには、毎回軽いどよめきが起こるほどだった。担当者も購入希望者と直にふれあうことで、手応えを感じたという。
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Zigview S2の基本形態。手前をカメラのファインダーに取り付ける
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カメラを逆さにしてのローアングル撮影も可能。液晶モニターはボタン1つで反転する
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別売の専用ケーブルを使えば、本体をカメラから離して操作できる。レリーズも可能。液晶フードは会場オリジナルの装備で、製品には付属しない
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カーボン三脚では、ユニークな発想の参考出品を行なっている。レバーロック式の「ネオカルマーニュ」をベースに、3段三脚の脚部のまま4段にしたというもの。現行ネオカルマーニュには、脚径28mmの製品として3段の「635」と、4段の「645」が存在するが、4段製品より3段製品の方が1段ごとの脚部が長く、全高も高い。参考出品は、その3段の脚部の長さと脚径のまま、4段にしたもの。
3段製品よりさらに全高が高くなるのが利点で、「もう少し高さが欲しいが、上のクラスだと重さと大きさが気になる」といった層に向けたとのこと。脚部は3段製品とある程度共通なため、コストが大きくかさむこともない。会場には2種類のサイズの製品を展示していた。発売時期や価格は未定。
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600系をベースにした参考出品(中央)。左は同クラスの3段、右は4段
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こちらはワンクラス下のタイプ。同じく左は3段、右は4段
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■ URL
PIE2007
http://www.photoimagingexpo.jp/
ベルボン
http://www.velbon.com/jp/
■ 関連記事
・ ベルボン、デジタルビューファインダー「Zigview S2」をオンライン販売(2007/02/23)
( 本誌:折本 幸治 )
2007/03/24 12:10
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