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【PMA07】ニコン、「D40x」や「COOLPIX P5000」など新製品を展示


ニコンブース
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2007年3月8~11日(現地時間)


 ニコンは、PMA07に合わせて発表したデジタル一眼レフカメラ「D40x」を公開。さらに、「COOLPIX P5000」をはじめとするコンパクトデジタルカメラ春モデルを一挙に展示した。

 今回もすべてのボディとほぼすべてのレンズを手に取ることができるニコンブース。D40xは、エントリーモデル「D40」のCCDを1,020万画素に多画素化したモデルで、展示機の外観はD40とほとんど同じ。並べてみても、製品名を示す正面右上のバッジを除き、違いが見受けられない。

 ボタン類やダイヤルの操作感もほとんど同じ。メニューも同様で、情報画面のデザインも同一に見える。Fnボタンへの機能割り当てなども同様に行なえる。


D40x
背面


D40(右)と並べたところ。外観上の差はほとんどない
背面も同様に違いはない

上面。ダイヤルやボタン類の操作感も同等
バッテリーも共通。ただし、撮影可能枚数が470枚から520枚に伸びた

 デジタル一眼レフコーナーより、むしろ盛り上がりを見せていたのが、COOLPIX P5000の展示。P、A、S、Mの各露出モードを搭載する1/1.8型1,000万画素機で、表面仕上げの梨地塗装をはじめ、コマンドダイヤルの装備や、操作ボタンを背面左側に並べたところなど、随所に同社のデジタル一眼レフカメラを思わせる工夫が見られる。ホットシューや両吊り対応のストラップ取り付け部も採用し、同社としては久しぶりのテクニカルコンパクト機となっている。

 機能も豊富で、ブラケティング、A/Sモード時のズーム時F値保持、コンティニュアスAF、Fnボタンへの機能割当などが可能。Fnボタンを押すと、ISO感度など割り当てた機能へのショートカットメニューが現れ、Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すことで値を変更できる。アダプタ―リングを介すことで、ワイドコンバージョンレンズやテレコンバージョンレンズにも対応。ワイドコンバーターモードに設定すると、自動的に画像の歪みを補正する機能も備える。


COOLPIX P5000
デジタル一眼レフを思わせるボタン配置の背面

ホットシューやコマンドダイヤルを装備
グリップにはラバーが巻かれる

Fnボタンを押したところ。コマンドダイヤルで値を変更できる
バッテリー。撮影枚数は250枚。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード

新設計のワイドコンバージョンレンズを装着した状態

 COOLPIX S500とCOOLPIX S200は、COOLPIXにおける新しいシリーズ。会場では両機を比較することができた。S500の方が奥行きがあるが、光学式手ブレ補正機能と高速な起動とレリーズタイムラグを特徴とする。一方、奥行き18.5mmと薄いS200は、手ブレ補正が電子式となる。

 そのほか、COOLPIX S50や同S50sなどを展示。ラインナップの一新を強調していた。


COOLPIX S50。前モデルと同じく波形の前面形状を採用
3型液晶モニターを搭載

上面
兄弟機のCOOLPIX S50sは、向かって右に無線LANのアンテナを内蔵

新機能「ピクチャーバンク」は、ニコン専用サーバーを利用するオンラインストレージ機能

COOLPIX S500


COOLPIX S200
背面

上面


URL
  PMA07
  http://www.pmai.org/index.cfm/ci_id/27922/la_id/1.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2007/03/10 21:15
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