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【PMA07】シグマ、改良版DP1や超巨大望遠ズームを参考出品
シグマブース
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2007年3月8~11日(現地時間)
シグマはPMA07の開幕に合わせ、コンパクトデジタルカメラ「DP1」を参考出品した。また、交換レンズの新製品として「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」を正式発表。さらに「APO 200-500mm F2.8」を参考出品するなど、ブース内で精力的に新製品を展開している。
DP1はPhotokina 2006に続き、今回も参考出品の扱い。APS-Cサイズ相当のFoveon X3センサーを搭載するとあって、Photokina 2006以来、数多くの反響を得ているという。
PMA07でのDP1は、ツヤが施されてより黒に深みが出て、精悍になった印象。さらにホットシューを上面に新設し、ビューファインダーの「VF11」を装着できるようになった。ストロボももちろん装着可能で、現在、DP1にあわせた小型ストロボを開発中とのこと。角形フードも用意するという。レンジファインダーユーザ―をはじめとするカメラ好きを意識した装備といえるだろう。
DP1。ツヤのある外装になった
背面。クロームパーツを多様
上面。ホットシューを新たに装備
これも新パーツ。MF用ダイヤル
背面上部右側には、マニュアルフォーカスダイヤルを新たに装備。また、背面スイッチ類をはじめとする操作部材がクロームパーツになり、高級感が増している。
プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出が可能。液晶モニターは2.5型約23万画素。画像処理エンジンには富士通と共同開発した「TRUE」が搭載される。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。
シグマは今回の発表に合わせ、Web上にDP1専用サイトを設けたが、会場でも専用リーフレットを配るなど告知に努めていた。
フードとファインダーを装着。マニアックな見た目になる
ファインダーは28mm相当
18-200mm F3.5-6.3 DC OSもPhotokina 2006での参考出品のひとつ。PMA07に合わせて発売が正式に決まった。国内での標準価格は82,950円。手ブレ補正機構「OS」を備えたデジタル専用の高倍率ズームレンズで、従来の18-200mm F3.5-6.3 DCに比べるとフィルター径が62mmから72mmにサイズアップ。そのため、OSなしモデルより大柄でがっしりした外見になっている。
APO 200-500mm F2.8は、今回が初めての展示となる参考出品。200mmからの超望遠ズームにして全域F2.8というかつてないレンズ。そのため現状では15kg近い重量になっているという。会場での存在感も強烈で、来場者の目を引いていた。発売時期、価格とも未定。
専用の2倍テレコンバーターを同梱する予定で、その場合の焦点距離は400~1,000mm、合成F値はF5.6になる。また、後部にフィルター差し込み口を装備。さらにデジタル式の距離および焦点距離表示を備える。上部の把手は移動用で、その重量から、撮影時に使うことはほぼ不可能という。三脚座も同社で最も巨大なサイズのものを底部に設けている。
18-200mm F3.5-6.3 DC OS
望遠端までズームさせた状態
マウント部(写真はEFマウント用)
EOS 30Dに装着。OSなしモデルより迫力がある
そのまま望遠端までズーム
APO 200-500mm F2.8 EX DG。ボディはSD14
フードだけでもこの大きさ
デジタル表示の距離/焦点距離表示
差し込み式のフィルターホルダー
デジタル一眼レフカメラのSD14も展示。3月6日に発売されたばかり
背面
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URL
PMA07
http://www.pmai.org/index.cfm/ci_id/27922/la_id/1.htm
シグマ
http://www.sigma-photo.co.jp/
DP1スペシャルサイト
http://sigma-dp1.com/
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( 本誌:折本 幸治 )
2007/03/09 11:02
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