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【PMA07】米国最大の写真関連イベント「PMA07」が明日開幕


会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2007年3月8~11日(現地時間)


 米国最大の写真関連イベント「PMA07」が8日(現地時間)に開幕する。会場はラスベガスコンベンションセンター。会期は11日までの4日間。

 PMAは同じく写真関連イベントとして世界最大の「Photokina」(フォトキナ)と並び称される大規模なトレードショウで、Photokinaが欧州を中心とする全世界的な商圏を見据えるのに対し、PMAは北米エリアを中心としたイベント。また、2年に1度の開催となるPhotokinaとは異なり、PMAは毎年この時期に行なわれる。新製品開発のサイクルが速くなった現在、隔年開催のPhotokinaとは違った意味合いで注目を浴びている。


会場入口。3つのホールのうち、PMA07が利用するのはSouth Hollのみ メイン会場にはまだ入れないが、案内板などはほぼ設置済みだった

 PMAに合わせた製品発表も事前に行なわれており、国内でもこのところ数多くの製品発表が行なわれている。既報の通り、デジタル一眼レフカメラでは、オリンパスがEシステム新製品のE-410、E-510、E-1後継機を発表。また、キヤノンがEOS-1D Mark III、ニコンがD40xをそれぞれ発表済みだ。これら3社は新レンズの投入も同時に発表している。さらにペンタックスもDA*レンズや645 Digitalの参考出品を表明。シグマ、タムロンも手ブレ補正付き新レンズを中心とした製品発表を行なうなど、PMAに照準を合わせた製品発表が続いている。

 会場となるラスベガスコンベンションセンターでは、まだ多くのブースが搬入作業などに従事している状態。一方プレスセンターは、時間を限定しながらも5日から開場している。

 会場の一角に設けられたプレス向けの前日イベント「sneak peek」には、多くのメーカーが集っていた。オリンパス、ニコン、ペンタックスといったカメラメーカーのほか、撮影用品やソフトウェアなど、ユニークな製品を扱う企業の出展が見られた。

 会期中、デジカメWatchでは、会場の模様やキーマンへのインタビューを随時掲載する予定だ。

●前日イベント「sneak peek」の様子


sneak peekはプレス向けの前日イベント。本番と違い、一部のメーカーのみが参加する。また、本番に出品するすべての製品を並べているわけではない それでも注目の新製品がいくつかあった。写真はオリンパスのE-410(左)とE-510

ニコンD40x。装着レンズは同時発表のAF-S DX VR 55-200mm F4-5.6 ペンタックスはDA★レンズ2本を出品。こちらはDA★ 16-50mm F2.8 SDM

DA★ 50-135mm F2.8 SDM。DA★ 200mm F2.8など、ペンタックスがPMA07に参考出品する予定製品はなかった

男性が握っているのがFromm Worksのquik pod。一脚というよりは自分撮りやハイアングル撮影を意識した撮影用品。3段伸縮式のロッドの先に自由雲台を備えている 縮めた状態。発売中のquikpod pro+は、ロッドの根元に取り付ける小型三脚などが付属するセットモデル。直販価格は24.95ドル。会場ではペンタックスのリモコンを装着していた


URL
  PMA07
  http://www.pmai.org/index.cfm/ci_id/27922/la_id/1.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2007/03/08 12:48
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