デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

ペンタックス、K100Dなど好調で中間期は黒字に


 ペンタックス株式会社は7日、2007年3月期における中間連結業績を発表した。売上高は746億6,900万円(前年同期比7.7%増、以下同)、営業利益は15億5,500万円(66%増)、純利益は10億8,900万円。前年同期の純損失3億3,000万円から黒字に転換した。

 デジタルカメラを含むイメージングシステム事業は、売上高371億4,400万円(10.8%増)、営業利益2億2,900万円。高い評価を得たというデジタル一眼レフカメラ「K100D」の発売や、コンパクトデジタルカメラのOptioシリーズが順調に売上を伸ばしたことなどから、前年同期の営業損失15億6,900万円から大幅な改善を見せている。同事業の営業利益を期初予想の1億円から2億円に修正した。

 また、11月30日に発売を控えるK10Dが想定を大幅に上回る予約を獲得。デジタル一眼レフカメラの販売台数は、期初に予想した23万台から増加し、通期で28万台にいたるという。イメージングシステム事業の下期営業利益についても、期初の9億円から13億円に予想を修正している。なお、同事業のうち、デジタルカメラ分野が占める割合は99%に達する。

 デジタルカメラモジュール分野などを含むオプティカルコンポーネント事業は、売上高150億3,700万円(6.3%増)、営業利益13億3,400万円(26.4%減)。減益は、デジタルカメラモジュールの低価格化や、微小レンズの販売単価の下落により、売上原価率が上昇したため。

 ライフケア事業は、売上高188億7,200万円(3.2%増)、営業利益10億4,600万円(55%減)。予想の売上高に達しなかったことから、売上原価率の上昇が響いた。

 なお同社は、通期の業績見通しを売上高1,575億円から1,590億円に、純利益を34億円から33億円にそれぞれ修正している。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  決算情報(2007年3月期)
  http://www.pentax.co.jp/japan/company/ir/semi/2007.html


( 本誌:折本 幸治 )
2006/11/07 15:56
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.