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カシオ、中間期はEXILIMなど好調で増収増益


 カシオ計算機株式会社は1日、2007年3月期の中間連結業績を発表した。売上高は3,005億7,400万円(前年同期比9.6%増、以下同)、営業利益は231億9,800万円(17.6%増)、純利益は119億7,800万円(17.1%増)。デジタルカメラと携帯電話が好調に推移し、通期の業績見通しも上方修正した。

 エレクトロニクス機器事業は、売上高2,566億円(16.3%増)、営業利益254億円(36.7%増)。そのうちコンシューマ部門の売上高は1,077億円(9.3%増)。前期に続きデジタルカメラの「EXILIM」シリーズが好調で、積極的な海外展開も拡大に寄与した。

 そのほかのコンシューマ部門の売上高は、携帯電話を扱うMNS部門が868億円(33.7%増)、時計部門が376億円(12.5%増)、情報機器部門が244億円(2.9%増)。

 デバイスその他事業は、売上高438億円(17.9%減)。営業利益2億円(95%減、全社考慮後の連結合計は17.6%増の231億円)。TFT事業の単価下落や、カシオマイクロニクス株式会社の減収が影響した。

 なお同社は、デジタルカメラと携帯電話の好調を受け、通期の業績見通しを上方修正した。売上高を8.6%増の6,300億円に、営業利益を18.3%増の510億円に、純利益を15.8%増の275億円にそれぞれ増額している。

 通期において、デジタルカメラはハイエンドモデルを中心としたスタイリッシュジャンルの拡大を図り、海外市場での拡大を推進するという。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/
  平成19年3月期中間決算短信(PDF)
  http://www.casio.co.jp/ir/pdf/tanshin_j/200609/tansin-07half_all.pdf



2006/11/01 17:07
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