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【Photokina 2006】ユニークな三脚とレンズが共同出展

~一眼レフに対応したgorillapodと、進化したLensBaby

JOBY「gorillapod」

 アメリカのユニークな三脚メーカーJOBYでは、アメリカのPMA 2006(2月開催)、日本のPIE 2006(3月開催)に引き続きPhotokina 2006にも出展。JOBYの製品は「gorillapod」という多数の関節を持つ三脚で、単に置くだけでなく、パイプに巻いても使えるというユニークなもの。

 コンパクトデジタルカメラ用として開発され、他にないユニークな構造で注目を集めており、日本でもケンコー扱いで売られているが、今回のPhotokinaではその上位機種として「gorillapod SLR」を発表した。


下が従来のgorillapod、上が新しいgorillapod SLR。大きさの違いがよくわかる
一眼レフ対応モデルになっても、ユニークなセンスのパッケージだ

 脚の太さが2倍以上となり、一眼レフカメラやビデオカメラなどを搭載しても使えるという信頼度の高いものとなった。黒いボール状の構造の脚でグレーのライン、という独特な配色で、クモのような雰囲気は遊び心いっぱい。カメラを載せた姿は、まるで動物か昆虫のように見えるが、パイプに巻き付けてのビデオ撮影や、記念撮影など実用性は高そう。

 gorillapod SLRには、従来のgorillapod同様の関節部構造を使った雲台が組み込まれたモデルと、市販の雲台を取り付けられるようにしたものの2モデルがある。雲台組み込みのものは、セーフティーロック付きのクイックシュー式で、カメラの着脱が素早くできるものの、カメラの向きは関節構造による固定のため、微妙な角度の調節が難しい。そこで、市販の雲台を取り付けることができるモデルを開発したとのことだ。

 三本の脚が合わさっている部分の裏側に、コインで固定できるネジがあり、U1/4(一般的な雲台の取り付けネジ規格)のネジで市販の雲台が取り付けできる。ブースでは、自由雲台、グリップ雲台など様々な組み合わせでディスプレーを行なっていた。

 gorillapod SLRの雲台付き、雲台別モデルとも、日本導入時期は未定。価格は、雲台付きが従来のgorillapodの倍程度、雲台後付けモデルが2.5倍程度としており、日本では、一般的な三脚と変わらない値段となりそう。ただ、クランプなどでパイプに挟み込むアクセサリーなどと比較すれば、それほど割高感はないようにも感じる。

 ブースではドアノブやストック、自転車のサドルなどに取り付けた大変楽しい展示を行なっており、来場者の注目を集めていた。


ビデオカメラをセットしての展示。雲台はスリックのものをつけていた JOBYのメリッサ・バーンズさん。腕に巻き付けてデモンストレーションをしてくれた

ユニークでインパクトの強い写真を使った、ドイツ語版のリーフレット。現地のマニアにアピールしていた
ウォーキング用のストックやゴルフクラブに巻き付けたデモ。ぐるぐる巻き付けると、結構しっかり固定できる

Lensbabies「Lensbaby

 同ブースで共同出展していたのが、同じくアメリカのユニークなレンズLensbabiesの「Lensbaby」だ。レンズに掃除機のホースのような蛇腹、そしてマウントがついただけのシンプルな構造で、蛇腹を伸ばせば近接、カメラ側に押しつければ無限遠にピントが合い、レンズを上下左右に動かすことで、ピントの合う範囲や像の流れ具合をコントロールし、独特の画像が得られるユニークな製品だ。

 最初の製品である「オリジナル」、F値を明るくした「2.0」に加え、今回は新製品「3G」を発表。ブースで撮影体験ができる。ドイツの写真家、オリバー・ハッジ氏によるデモンストレーションも行ない、モニターで同氏の作例を写すなど、独自の描写をPR。常に多くの人が集まっていた。


小さなブースにもかかわらず、常に人が集まっていた デモンストレーションを行うオリバー ハッジ氏

Lensbabyで撮ったプリントが用意され、自由に持ち帰ることができる

 Lensbaby 3Gは、従来モデルの「左手でレンズを持ち続けなければ、レンズが動いてしまい描写が変わってしまう」という弱点を改良したもので、ワンボタンでレンズ部の位置を固定。新しく付けられたリングでピントを微調整できるのが特徴


従来のLensbaby同様、レンズ部を動かしピント位置や像の流れを調整 右手中指の位置にあるボタンを押すと、レンズの位置が固定される

レンズ周囲にあるリングを回すと、レンズ位置が前後しピントの微調整が可能
3カ所にあるつまみを操作すれば、レンズの傾きを変えて像の流れ具合を変えることができる

 撮影後は、リングの下部にあるツマミを押すとフリーになり、再びピント合わせが可能になる

 ブースには、花や果物などの被写体も用意され、撮影を楽しむことができる。ニコンマウントのものを借りブースで実写してみた


【作例】ニコンD200 / 1/20秒 / F4 / ISO800
レンズの傾きによって、流れの方向を自由に調整ができる

 デジタル一眼レフで独特な表現ができるということで、ドイツの写真好きにも好評のLensbaby。3Gは、従来モデルより操作に慣れが必要なものの、楽しめるレンズに仕上がっていた。



URL
  JOBY
  http://www.joby.com/
  Lensbabies
  http://lensbaby.jp/

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( 木村 英夫 )
2006/09/28 21:21
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