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【Photokina 2006】
SD14とDP1に注目が集まるシグマブース
左からDP1、SD14
Photokina 2006
会場:独 ケルン ケルンメッセ
会期:9月26日~10月1日
シグマは、デジタルカメラ「SD14」などの新製品をPhotokina 2006の同社ブースで公開した。会期前日の25日に発表した製品群で、会場でも注目を集めていた。
11月に発売予定のSD14は、動作可能な状態で個体が展示されていた。また、SD14と同じFoveon X3センサーを採用するコンパクトデジタルカメラ「DP1」は、アクリルケース内での公開。DP1は発売時期、価格とも未定。開発表明といった段階で、展示品もモックアップにとどまっていた。
どちらもローパスフィルターを不要とするFoveon X3センサーを採用する機種で、会場では一般的なベイヤー配列の撮像素子とは異なる点を強調。その利点について、質問を繰り返す来場者が見られた。
SD14は動作可能な機体が展示されていた
背面。ファンクションボタンが左肩に付いた
上面。SD10を彷彿とさせるデザイン
ダストプロテクション部。SD14は取り外しが可能
SD14は、シグマSAマウントを採用するデジタル一眼レフカメラ。各2,652×1,768ピクセルのカラーフィルター3層をもつFoveon X3ダイレクトイメージセンサーの採用し、有効画素数は約1,406万画素。今回は5点測距AF、2.5型液晶モニター、0.9倍のファインダー、JPEG記録の追加など、前モデルのSD10から大幅な機能強化を果たしている。
一方、DP1はSD14と同サイズ、同画素数の撮像素子を採用するため、手軽なコンパクト機でFoveon X3センサーを体験できる幅が広がれば、との期待を込めたという。
SD14と同じ撮像素子のDP1。レンズは28mm相当の単焦点
背面。液晶モニターは2.5型
ポップアップストロボを装備
また、同時発表の交換レンズ「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」の実機も見ることができた。光学手ブレ補正機構のOSが追加されているのが特徴で、従来の18-200mmより大柄な印象を受ける。補正モードは1つ。
同じく25日発表の「18-50mm F2.8 EX DC Macro」もブース内にあった。こちらは現行製品の最短距離を縮めたタイプで、外観上の違いはわずか。プリントだったレンズ名が銘板になるなど、若干高級感を増している。
同社の展示はマウント別にカウンターを分けた構成をとっており、今回はフォーサーズ用カウンターも設けられていた。25日発表の新レンズ「24mm F1.8 EX DG」、「APO 135-400mm F4.5-5.6 DG」、「APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM」も出品、国内でも発表があったフォーサーズ3社の協同カタログを配布していた。
18-200mm F3.5-6.3 DC OS
望遠端までズームした状態
手ブレ補正モードは1種類
左が新製品の18-50mm F2.8 EX DC Macro。右は現行の18-50mm F2.8 EX DC
フォーサーズ用24mm F1.8 EX DG
同じくフォーサーズ用のAPO 135-400mm F4.5-5.6 DG
フォーサーズ用APO 300-800mm F.6 EX DG HSM
オリンパス、シグマ、パナソニックのフォーサーズ協同カタログも配布中
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URL
シグマ
http://www.sigma-photo.co.jp/
ニュースリリース(18-50mm F2.8 EX DC Macro)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/18_50_28_dc_macro.htm
ニュースリリース(SD14)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/sd14.htm
ニュースリリース(18-200mm F3.5-6.3 DC OS)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/18_200_35_63_dc_os.htm
ニュースリリース(フォーサーズ用レンズ)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/new_ft_mount_lenses.htm
Photokina 2006
http://www.koelnmesse.jp/photokina/
( 本誌:折本 幸治 )
2006/09/27 10:45
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