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ニコン、デジカメや半導体ステッパーが堅調、90%の増益


 株式会社ニコンは27日、2007年3月期第1四半期の連結業績を発表した。売上高は1,728億300万円(9.8%増、前年同期比、以下同)、営業利益242億円(73.6%増)、純利益147億円(90.2%増)。半導体ステッパーやデジタル一眼レフカメラなどが堅調に推移し、増収増益となった。

 映像事業では、デジタル一眼レフカメラ「D200」の増産効果に加え、「D50」が米国を中心に販売好調。コンパクトデジタルカメラでは「COOLPIX S5」などを中心に拡販に努めたという。為替相場の円安傾向も影響し、増収増益となった。売上高は987億円(2%増)、営業利益は125億円(38.9%増)。

 デジタルカメラは当四半期に203万台(6.8%増)を出荷。上期に420万台(3.6%増)、通期で885万台(4.7%増)の出荷を予定している。

 精機事業は、半導体ステッパーの販売がほぼ予定通りに推移し、液晶ステッパーも引き続き堅調。売上高は584億円(24.2%増)、営業利益105億円(110%増)。

 そのうちICステッパーは27台を販売(中古機種を含まず)。地域別では、日本7台、米国5台、欧州5台、韓国8台、台湾1台、その他1台となっている。

 インストルメンツ事業は、バイオサイエンス関連、産業機器関連ともほぼ予定通りに推移。売上高は113億円(107.6%)、営業損失1億円(前年同期3億円の損失)。望遠鏡、眼鏡などのその他事業は、売上高132億円(21.1%増)、営業利益14億円(367%増)。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況/業績関係データ
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/finance/fr.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2006/07/27 17:53
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