シャープは24日、1/2.5型として業界最多の画素数となる700万画素CCD「RJ23U3BA0ET」を発表した。25日にサンプル出荷を始め、量産開始は4月から。サンプル価格は4,000円。
コンパクトデジタルカメラで採用例の多い1/2.5型のCCDで、総画素数740万、有効画素数721万はクラス最高。現在1/2.5型の撮像素子を採用している機種は、光学系をそのまま利用して多画素化できる。静止画に加え、VGA/30fpsの動画記録も可能。
最大記録解像度は3,096×2,328ピクセル。カラーフィルターは原色タイプを採用する。独自の「超微細加工技術」や「画素セル縮小技術」を使用し、業界最小の1.9μm角画素セルサイズながら、従来品(1/2.5型500万画素)と同等の感度を維持したという。
同社ではCCDとともに、「CCD周辺IC」、「1チップ信号処理LSI」もラインナップ。機器の小型化や開発期間の短縮をサポートするという。
■ URL
シャープ
http://www.sharp.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/060124-b.html
( 本誌:折本 幸治 )
2006/01/24 13:39
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