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BCN AWARD 2006発表

~プリンタ部門ではエプソンが圧勝

 株式会社BCNは12日、BCN AWARD 2006の受賞メーカーを発表した。

 今年はハードウェア60部門、ソフトウェア92部門の合計92部門を設置。デジタルカメラ部門が、レンズ一体型カメラとレンズ交換型カメラに分けられたほか、プリンタ部門ではフォトプリンタ部門を新設。そのほかの分野でも、液晶TV部門が32型未満とそれ以上のサイズに分けられたほか、携帯オーディオプレーヤーもフラッシュメモリ搭載機とHDD搭載機に分けられるなど、細分化がすすんだ。

 デジタルカメラのレンズ交換型部門では、キヤノンが52.1%と圧倒的なシェアで1位。2位は29.3%のシェアを獲得したニコン。3位はペンタックス(7.3%)となった。

 レンズ一体型部門のシェアは一眼レフに比べて緩やかな差で、キヤノンが18.5%で1位。2位はカシオ計算機(14.7%)、3位は松下電器産業(12,7)。レンズ交換型、一体型ともにキヤノンが首位を独占するかたちとなった。また、昨年デジタルカメラ部門に入賞したソニーは今回ランクインしていない。

 複合プリンタ部門は、セイコーエプソンが52.5%と2位以下に大きく差を付けて1位に。2位は30.2%のキヤノン、3位は日本HP(10.1%)。インクジェット部門はセイコーエプソンが45.9%で1位、2位はキヤノン(43.4%)、3位は日本HP(5.7%)。今年新設されたフォトプリンタ部門でもセイコーエプソンが健闘し、シェア43.6%で1位。2位はキヤノン(30.2%)、3位は日本HP(10.1%)となった。

 プリンタ部門では、昨年好調だったキヤノンを抑え、再びエプソンがシェアを奪還。特に複合機/フォトプリンタでの好調ぶりが目立った。

 スキャナ部門は、1位がキヤノン(51.3%)、2位がセイコーエプソン(41.6)、3位がPFU(5.6)。画像処理ソフト部門は、1位がアドビシステムズ(40.3%)、2位がエー・アイ・ソフト(17.7%)、3位がソースネクスト(8.9%)となっている。

 なお、1月27日には、受賞各社を対象とした表彰式が開催されるほか、高校生を対象に今年新設された、「IT ジュニア賞 2006」の授賞式も同時に開催される。



URL
  BCN
  http://www.computernews.com/
  ニュースリリース(PDF)
  http://bcnranking.jp/pdf/release/2006_01_12_1.pdf
  BCN AWARD 2005発表(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0114/bcn.htm


( 本誌:清宮 信志 )
2006/01/13 16:53
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