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CCDの発明者が“工学分野のノーベル賞"を受賞


 米国工学アカデミー(National Academy of Engineering)は4日(現地時間)、CCDの発明者であるウィラード・ボイル博士とジョージ・スミス博士に、2006年のCharles Stark Draper賞を授与すると発表した。賞金は50万ドル。授賞式は2月21日(現地時間)に米国ワシントンD.C.で開催される。


ウィラード・ボイル博士
ジョージ・スミス博士

 同賞は同アカデミーが、「工学の進歩に貢献し、工学技術の重要性をひろく知らしめた人物」に贈るもので、工学分野のノーベル賞とも言われる。歴代受賞者には、PCの提唱者であるアラン・ケイ博士や、GPSの提唱と開発を行なったイワン・ゲッティング/ブラッドフォード・パーキンソン両博士らがいる。

 ボイル/スミス両博士は1969年にベル研究所でCCDを発明。初の実用的な半導体イメージセンサーとなった。なお両博士はCCD発明の功績により、IEEEのMorris N. Liebmann Memorial Award賞、NECのC&C賞など多数の賞を受賞している。



URL
  National Academy of Engineering(英文)
  http://www.nae.edu/
  ニュースリリース(英文)
  http://www4.nationalacademies.org/news.nsf/isbn/01042006?OpenDocument
  Charles Stark Draper Prize(英文)
  http://www.nae.edu/nae/awardscom.nsf/weblinks/NAEW-4NHML8?OpenDocument


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/01/06 15:49
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