日本郵政公社は9日、2004年に一部地域で試行販売した「インクジェット紙光沢年賀葉書」を「写真用年賀葉書」と改名し、2006年用から全国の郵便局で販売すると発表した。販売価格は2005年用より5円値下げの60円。
写真用年賀葉書は、2004年11月1日に販売を開始した「インクジェット紙光沢年賀葉書」と同じもの。染料系インクを使用するインクジェットプリンタで使用でき、デジタル撮影した写真画像などのプリントに適しているという。今年は名称に「写真」が加わり、用途が分かりやすくなった。
なお、2004年11月当初の販売は、関東地域(東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、群馬、茨城、山梨)の郵便局窓口などに限られていた。その後、12月7日から31日までは全国向けの通信販売も行なっている。
2006年用写真年賀葉書の発行枚数は約5,000万枚を予定。なお、昨年度のインクジェット紙光沢年賀葉書は約1億枚を発行した。
年賀葉書全体の発行枚数は、2005年用が約43億6,700万枚、前年比92%。2006年用は約40億2,000万枚。また、従来のインクジェット紙年賀葉書は2006年用として22億3,000枚を発行する予定。
また郵政公社では、今年も年賀葉書の予約・販売キャンペーンを実施する。一度に200枚以上の予約で「ふみのすけ卓上カレンダー」を全国100万名に進呈する「ご予約キャンペーン」と、一度に50枚以上の購入で「全国共通お食事券2万円分」(1,000名)、または「ふみのすけ腕時計」(5,000名)への応募券を葉書50枚につき1枚もらえる「ご購入キャンペーン」の2種類。応募期間は、予約キャンペーンが10月いっぱい、購入キャンペーンが11月1日から12月24日まで。
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郵政公社
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ニュースリリース
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( 本誌:折本 幸治 )
2005/09/12 17:29
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