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ニコン、デジタル一眼レフなど好調で4~6月期は大幅増益

~純利益20億円の上方修正も

 株式会社ニコンは8日、2005年4~6月期の連結業績を発表した。売上高1,574億円(前年同期比14%増、以下同)、純利益76億円(351%増)の大幅な増益となった。

 デジタルカメラを含む映像事業は、売上高970億円(21%増)、営業利益90億円(70%増)。デジタル一眼レフカメラのD2Xや、当期に発売したD70s、D50の販売が好調だった。コンパクトカメラもCOOLPIX S1の販売が好調で、収益、利益とも順調に推移した。

 デジタルカメラの出荷台数は190万台(20%増)。中間期では390万台(11%増)、通期で760万台(15%増)を見込んでいる。

 精機事業は売上高472億円、営業利益50億円。黒字に転換した。半導体ステッパーの販売がほぼ予定通りに推移し、液晶用露光装置の販売も引き続き堅調だった。

 インストルメント事業は、ほぼ前年並みの売上高105億円、営業損失3億円。その他事業は、売上高109億円、営業利益3億円となった。

 なお、映像事業と精機事業の好調を受け、2005年度中間期および通期の業績予想を変更した。売上高は中間期、通期とも変化はなし、純利益が中間期40億円から70億円に、通期110億円から130億円にそれぞれ上方修正した。

 同社では、映像事業において当初の計画より中間期業績の改善が進むと見ている。ただし、コンパクトデジタルカメラ市場においては、成長の鈍化と販売費の増加を予想。「引き続き市場の動向を注視することが必要」と慎重な見方を崩していない。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/

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( 本誌:折本 幸治 )
2005/08/08 16:35
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