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国内デジカメ出荷が台数、金額ともに前年同月比プラスに

~デジタル一眼以外の機種も好調

 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年6月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。

 これによるとデジタルカメラ全体の生産台数は495万台(前年同月比 0.9%増、以下カッコ内は同様)、出荷金額は1,033億円(7%減)となり、市場拡大の停滞と、単価の下落傾向が明らかになった。

 ただし出荷は、国内の台数が85万台(37.1%増)、金額は228億円(29.4%増)。輸出台数が417万台(2.3%増)、輸出金額が1,017億円(1.2%減)となったのと比べ、国内出荷は台数、金額ともに前年同月比プラスとなった。台数、金額ともにプラスとなったのは2004年9月以来、9カ月ぶり。

 国内出荷ではデジタル一眼レフ出荷台数が6万台(128%増)、出荷金額が36億円(62.1%増)、光学ズーム付きデジタルカメラも、台数が77万台(37.5%増)、金額が189億円(27.4%増)と、デジタル一眼以外の機種も好調なのが目立つ。

 なお、デジタル一眼レフ全体の生産台数は39万台(113.9%増)、生産金額は200億円(80.6%増)。輸出は台数が30万台(140%増)、金額が194億円(98.2%増)。

 また、一眼レフ用交換レンズは生産台数が78万台(88.2%増)、生産金額が107億円(42.5%増)。出荷は国内外あわせて68万台(88.3%増)、金額が125億円(55.6%増)と、デジタル一眼レフの伸張と歩調をあわせて、拡大している。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年6月分(PDF形式)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200506.pdf

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デジカメ国内出荷は8カ月ぶりに増加、デジタル一眼は4割増(2005/07/01)


( 本誌:田中 真一郎 )
2005/08/01 14:40
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