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キヤノン、インクタンクなど消耗品の生産拠点を大分市に計画


 キヤノンは17日、インクタンクとトナーカートリッジの新たな生産拠点として、大分市に新工場を建設する計画を明らかにした。投資額は当初約800億円。2007年1月の操業を予定している。

 新工場はグループ会社である大分キヤノンマテリアル株式会社が担当。予定地は大分キヤノン株式会社大分事業所の隣接地で、大分事業所とのインフラ共用や、大分県杵築市に所在する大分キヤノンマテリアル株式会社とのアクセス、労働力確保の点など周辺地域の状況などから決定した。敷地面積40万平方m、延床面積約65,000平方mと国内工場としては大規模。従業員数は2007年末に約1,100人を予定する。

 近年、事務機製品のトナーカートリッジとインクタンクなど消耗品の需要が増加し、生産規模の増強が求められているという。柔軟な生産体制の構築や一極集中によるリスク回避の観点から新工場の選定を進めていたとしている。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://web.canon.jp/pressrelease/2005/oita2005.html


( 折本 幸治 )
2005/06/17 15:55
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