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【PIE2005】富士フイルム/カシオ/三洋ブースレポート |
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～各社春モデルを展示
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■ 富士フイルム 富士フイルムのブースでは、5月発売予定の薄型のスーパーCCDハニカム V HR搭載512万画素機「FinePix Z1」を大量に展示していた。屈曲光学系を採用した光学3倍ズームレンズを搭載し、撮影時にもレンズ部が出っ張らないのが特徴。18.6mmの薄型で、2.5型の大画面液晶と、トレンドを押さえた1台に仕上がっている。富士フイルムのブースでは、ナンバーワンの人気だった。
また、3月12日に発売になったばかりのコンパクト機「FinePix F10」も展示されていた。Z1と同じくスーパーCCDハニカム V HRを搭載。ISO1600相当の高感度撮影が行なえるのが特徴で、自動的にストロボをオフにする「ナチュラルフォトモード」や、感度とシャッタースピードを上げる「ブレ軽減プログラム」などのモードが利用できる。
このほか、520万画素の普及価格帯モデル「FinePix A350」、有効520万画素、光学3.4倍ズームレンズ搭載の「FinePix F455」、有効画素数1,234万画素のニコンマウント対応デジタル一眼レフ「FinePix S3 Pro」などが展示されていた。
■ ＵＲＬ 富士フイルム http://www.fujifilm.co.jp/ ■ カシオ計算機 カシオ計算機のブースでは、2月に発売したばかりのMPEG-4動画機能を搭載した光学5倍ズーム機「EXILIM PRO EX-P505」や、2.7型液晶搭載の500万画素機「EXILIM ZOOM EX-Z57」などを展示、頻繁にステージ撮影のデモを行なっていたこともあり、終始盛況だった。EX-P505は、EXILIMシリーズとしては初めて動画撮影機能に重点を置いたモデル。バリアングルの液晶、長めの鏡筒とギミック的に目立つこともあり、なかなかの人気だった。薄型デジカメの先鞭を付けたEXILIMシリーズ。現在は薄型以外にもラインナップの幅を広げているが、その中でも個性派の一台だ。
3月に発売されたばかりの500万画素コンパクト機「EXILIM ZOOM EX-Z57」も大々的にアピールされていた機種だ。薄型ボディに光学3倍ズームレンズを搭載。EXILIMシリーズのトレードマークともなった大きめの2.7型液晶を搭載。光学ファインダーを省き、撮影画像をより大きな画面で楽しめるよう配慮されている。
まもなく発売されるMPEG-4録画に対応した720万画素コンパクト機「EXILIM ZOOM EX-Z750」は、来場客の中心となる中上級者というよりむしろ、女性や若年層がしきりに手に取っていたのが印象的だった。スタッフによれば「大画面の次は動画。特にEXILIMシリーズを支持してくれている層にとっては重要な機能だ」とのこと。 このほか、有効720万画素CCD搭載の光学4倍ズーム機「EXILIM PRO EX-P700」も展示されていた。
■ ＵＲＬ カシオ計算機 http://www.casio.co.jp/ ■ 三洋電機 三洋ブースでは、動画撮影を重視した人気のXactiシリーズ最新機種「Xacti DMX-C5」のアピールを大々的に行なっていた。「動画デジカメ」として確固たる地位を確立した感のあるXactiシリーズだが、スチルカメラがメインのイベントということもあり、動画機能のほかにも、画素補間により約1,000万画素相当の画像を撮影できる機能など静止画撮影の画質が向上したことをさかんに訴えていた。
なお、C-5ならびに全機種のC-4の未発表カラーバリエーションがケース内展示されており、人気投票を行なっている。C-5は直線基調のサイバーなデザインに仕上がっているだけに、単色塗りのモデルがズラリと並んだ一方、C-4はポップなツートンカラーのバリエーションが多いようだ。「投票順位の上位がそのままかどうかは未定だが、新たなカラーバリエーションを出すことはほぼ間違いない」とのこと。人気投票の結果を発表するかどうかは未定だという。
なお、会場にはC-5と同じ画像補完技術を採用した500万画素コンパクト機「Xacti DSC-S5」も台数は少ないが展示されていた。
■ ＵＲＬ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ （ 伊藤 大地 ） 2005/03/18 21:24
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