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富士フイルム、デジカメ画像と動画を記録できる「フジカラーCDデジタル」

~設置面積4割減の新デジタルミニラボも

 富士写真フイルム株式会社は、デジタルカメラで撮影したデータをCDに記録する「フジカラーCDデジタル」サービスを、5月末より発売する。価格は未定。

 銀塩カメラやデジタルカメラで撮影した静止画をCDに記録する「フジカラーCD」サービスに追加するもので、「フジカラーCDデジタル」ではデジタルカメラの静止画に加え、動画、音声も記録できる。

 対応するファイル形式はJPEG、TIFF、MPEG、WAVなど21形式。オリジナルデータそのままで保存し、圧縮などは行なわない。CD1枚あたり600MBまでのデータを保存でき、1回の受注が600MBを超えた場合は複数枚に記録を行なう。

 CDにイメージビューアソフトを搭載しており、PCで日付順に閲覧したり、BGM付きのスライドショーとして鑑賞できる。また、インターネットを通じてプリントを発注することもできる。さらに、JPEG再生機能を持つDVDプレーヤーで画像を閲覧することもできる。

 CD内の画像一覧を印刷したインデックスプリントが付属。プリントにはファイル名と日付情報があわせて表示される。


フロンティア550E
 同時に、デジタルミニラボ「フロンティア550E」を今夏に発売すると発表した。価格は未定。

 「第2世代フロンティアシリーズ」の新製品で、発売済みの「フロンティア570E」の下位モデル。オプションのデジタルイメージングコントローラの使用で、デジタルカメラからのプリントやフジカラーCDなどのサービスが可能になる。フジカラーCDデジタルにも対応する予定。

 迅速処理薬品「シンプルイットE CP-49E」とペーパーの「フジカラーEVERBEAUTY PAPER TYPE II for LASER」の組み合わせなどにより高速処理を実現。Lサイズ処理能力は約1,350枚/時(共にスマートメディアから、250万画素時)。レーザープリンター・ペーパープロセッサは「LP5500」で、画素密度300dpi、副走査ラスター密度600dpiの走査露光方式を採用する。スキャナーイメージングプロセサーは570Eと同じく「SP3000」を使用。撮像部にスーパーCCDハニカムを採用し、光源はLED。標準で135/APS兼用フィルムキャリアを装備する。ディスプレイは17インチCRT。

 570E同様、A3サイズ相当のプリントにも対応。設置面積は従来機種「フロンティア355」より約40%低減の4.2平方mで、機器のコンパクト化と新開発の乾燥部ユニットにより熱効率性が向上、355と比べて消費電力を約34%低減したという。



URL
  富士フイルム
  http://www.fujifilm.co.jp/
  ニュースリリース(フジカラーCDデジタル)
  http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1348.html
  ニュースリリース(フロンティア550E)
  http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1347.html

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富士フイルム、小さく速くなったデジタルミニラボ「フロンティア570E」(2004/10/05)


( 折本 幸治 )
2005/03/10 17:50
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