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【PMA 2005】富士写真フイルムブースレポート

~FinePix F10のレンズユニットやCCDを展示

 PMA 2005で米Fuji Photo Filmは、会期直前の15日(国内)に発表したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F10」と「FinePix Z1」を展示した。

 展示テーマを「Leading Imaging Solutions」とし、デジタルカメラ、ミニラボ、感材などの各分野の製品を展示した。デジタルカメラは正面入り口の一角に設けられている。


 FinePix F10は第5世代スーパーCCDハニカムHRや画像処理エンジン「リアルフォトエンジン」などを搭載した光学3倍ズーム機。米国での価格は499.95ドル。

 最高ISO1600の高感度撮影を特徴とし、特にリアルフォトエンジンの高度なノイズリダクションをアピールする展示が見られた。また、CCDやレンズユニットも展示された。


FinePix F10

1/1.7型スーパーCCDハニカムV HR レンズユニット

 FinPix Z1は、屈曲光学系の光学3倍ズームレンズを搭載した有効510万画素機。Z1が449.95ドル。F10と同じく、第5世代スーパーCCDハニカムHR、リアルフォトエンジンを搭載し、最高感度ISO800を謳う。また、F10、Z1と同時に発表されたベーシックモデル「FinePix A350」、「同A345」も展示されていた。


FinPix Z1

左はブラックモデル レンズユニット

左からA350、A345

MP-70
 また、「MP-100」の米国版と見られるインスタックスモバイルプリンタ「MP-70」も展示された。カメラ付き携帯電話の画像を赤外線で受信し、専用のインスタントフィルムにプリントする製品。カラフルなMP-100と異なり、シックなデザインとなっている。さらに「LOW BATT」、「ERROR」のLEDインジケータの位置がMP-100と異なる。米国で2005年初夏に発売される見込み。

 印刷解像度は254dpi。プリントサイズは86×54mm。電源はCR2リチウム電池2本を使用し、約130枚のプリントが可能。本体サイズは129×100×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は205g(本体のみ)。



URL
  Fuji Photo Film
  http://www.fujifilm.com/


( 折本 幸治 )
2005/02/24 00:32
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