【PMA 2005】キヤノンブースレポート

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【PMA 2005】キヤノンブースレポート

～デジタルカメラをフルラインナップで展示

　PMA 2005会場の入り口すぐ左に位置するキヤノンブース。会期直前に発表された「EOS Kiss Digital N」をはじめ、EOS DIGITAL、IXY DIGITAL、PowerShotシリーズをフルラインナップで展示した。

　会場で気付くのは、日本でも人気の女子プロテニスプレーヤー、マリア・シャラポワ選手の広告イメージが多いこと。シャラポワ選手の広告起用はCANON USAのパートナーシップ契約によるもので、会期直前に発表されたホームプリンタ「SELPHY CP600」(国内では発売済み)で出力したものや、液晶プロジェクターコーナーで大々的に展開。シャラポワ選手をバックに、記念写真を撮る来場者も多い。

　Kiss Digital N(米国ではRebel XT)は、EOS DIGIATLカウンターはもちろん、専用カウンターも設けられていた。台数も多く、手にするまでの順番待ちもほとんどないほど。同時発表の「EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM」を付けたボディがほとんどで、バッテリーグリップ「BG-E3」を付けた個体もなぜか多い。米国での価格は、18-55mm F3.5-5.6のレンズキットが999ドル、ボディ単体が899ドル。

　同時発表のマクロレンズ「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」はEOS DIGITALのカウンターに展示されていた。

　同じく会期直前に発表された「IXY DIGITAL 600」と「IXY DIGITAL 55」も出品されていた。米国でのIXY DIGITALは「PowerShot」シリーズ中の「Digital ELPH」というブランドで展開され、IXY DIGITAL 600は「PowerShot SD500 Digital ELPH」、IXY DIGITAL 55は「PowerShot SD400 Digital ELPH」の型番になる。米国での価格はそれぞれ499.99ドル、399.99ドル。

　IXY DIGITAL 600については構成部品を並べた展示もあり、前モデルから小型化されたレンズユニットや回路基板を確認できる。


IXY DIGITAL 600


IXY DIGITAL 55

　また、単3電池駆動の「PowerShot A520」および「同A510」も実機が展示された。米国でもエントリー向けの位置付けで、価格はそれぞれ299.99ドル、199.99ドル。単3電池の本数が従来のAシリーズの4本から2本になり、エントリーモデルながら、レンズが光学3倍から光学4倍ズームにスペックアップしている。


PowerShot A520(左)とA510

■ 関連記事
・【PMA 2005】Kiss Digitaｌ Nでキヤノンが狙うもの（2005/02/22）

（折本幸治）
2005/02/23 00:04

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