Adobe Systems、2004年度は過去最高の売上げを記録

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Adobe Systems、2004年度は過去最高の売上げを記録

　米Adobe Systemsは16日(現地時間)、2004年度第4四半期(9月～11月)と、2004年度(2003年11月29日～12月3日)の決算を発表した。

　これによると2004年度第4四半期の売上は4億2,950万ドル、前年同期比20%増で、過去最高となった。純利益は1億1,350万ドルで、前年同期比は36%。営業利益は1億4,640万ドルで、営業利益率は34.1%。

　2004年度通期の売上は16億6,700万ドル、前年比29%増で、やはり過去最高。純利益は4億5,040万ドルで、前年比は実に69%増。

　同社社長兼CEOのブルース・チゼン氏は好調の要因を、「AcrobatならびにCreative Suite各製品への引き続き堅調な需要」、「コンシューマ向け製品への強い需要」、「インテリジェントドキュメント分野のサーバビジネスにおいては、1億ドルを超える売上と、前年度比50%増の事業拡大を達成」と分析している。

　2005年度の見通しは、第1四半期が売上高4億3,500万～4億5,500万ドル、営業利益率は34～35%とした。目標では、売上の19%を研究開発に、31～32%を販売/マーケティング経費に、9%を一般管理費とする。

　また、2005年度通期では18億5,000万～19億ドルの売上高と、34～35%の売上を見込む。チゼン氏は「2005年度中に計画されている一連の新製品の発表と、われわれの前に広がる数多くの市場機会を考えれば、先日発表した2005年度の2桁増収という目標が十分達成可能であることを確信しています」としている。

■ ＵＲＬ
　アドビシステムズ
　 http://www.adobe.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200412/20041221q4.html

（田中真一郎）
2004/12/21 18:24

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