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CIPA、10月の国内デジカメ出荷は4カ月ぶりのマイナス成長

~デジタル一眼レフは成長するも激しく低価格化

 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2004年10月分のカメラ生産出荷実績を発表した。

 デジタルスチルカメラの生産台数は652万1,448台で前月比8.5%増、前年同月比で18%増。生産金額は1,436億5,890万円で前月比4.3%増、前年同月比で13.8%増。

 出荷台数は696万8,350台で前月比3.4%増、前年同月比で34.6%増。出荷金額は1,696億4,908万円で前月比1.6%減、前年同月比28.4%増で推移した。

 そのうち、国内出荷台数は65万9,986台で前月比22.4%減、前年同月比6.4%減。国内出荷台数が前年同月より減少したのは2004年6月以来の4カ月ぶり。一方、輸出は630万8,364台で前月比7.1%増、前年同月比41.1%増。国内と輸出の出荷比率は9.5:90.5。国内出荷が占める割合は10%を割り込んだ。

 好調なレンズ交換式デジタル一眼レフは、生産台数が前月比5.3%増、前年同月比90.1%増の24万4,905台。生産金額が前月比6.6%増、前年同月比53.9%増の149億4,048万円。1~10月での累計は、台数で前年同期比219.2%増、金額で134.7%増。前年同月では金額より台数ベースでの伸び率が高く、低価格化に伴う増加が見て取れる。デジタルカメラの全出荷に占めるデジタル一眼レフカメラの割合は3.7%。

 また、一眼レフ用交換レンズは生産台数が51万1,979台で前月比3.1%増、前年同月比で13.3%増。生産金額は90億6,882万円で前月比11.9%増、前年同月比27.4%増となっている。

 銀塩カメラは生産台数が115万3,014台で前月比8.4%増、前年同月比で24.4%減。生産金額は516億4,700万円で前月比25.3%増、前年同月比37.8%減となっている。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルカメラ生産出荷実績 2004年10月分(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200410.pdf
  銀塩カメラ生産出荷実績 2004年10月分(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200410.pdf

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( 折本 幸治 )
2004/12/01 13:59
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