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エプソン、ハイエンドプリントを体験できる「EPSON NEW PHOTO Forum」開幕

~顔料系プリンタ新製品から大判プリンタまで展示

 エプソンは同社製のデジタルイメージング製品を紹介するイベント「EPSON NEW PHOTO Forum」を28日~31日まで、東京 五反田の東京デザインセンターで開催する。入場無料。開催時間は10時~19時(28日のみ17時45分まで)。

 ハイアマチュア向けとプロ向けのデジタルイメージング製品を紹介するイベント。同社の大判プリンタ「MAXART」シリーズや、PX-G5000、PX-G920などの顔料系プリンタが展示されるほか、これらのプリンタで制作された作品が多数展示される。

 会場は東京デザインセンターの地下2階と地下1階を使用。地下2階がハイアマ向け、地下1階がプロ向けの展示会場となっている。また、地下2階から地下1階までの吹き抜けでは、写真家の竹内敏信氏がアイスランドで撮影し、プリンタ「PX-9000」でB0サイズに出力した大判作品の展示が行なわれている。


会場の東京デザインセンター
竹内敏信氏がアイスランドで撮り下ろした「原始大陸」
竹内氏の作品は吹き抜けを利用して展示されている

 ハイアマ向け会場では顔料系単体プリンタの新製品である「PX-G5000」、「PX-G920」や、PX-G5000と併売される「PM-4000PX」を中心に展示。また、A2ノビまで対応するMAXARTシリーズの大判プリンタ「PX-6000」や、複合機の新製品「PM-A900」も展示されている。

 また、ハイエンドフラットベッドスキャナの新製品「GT-X800」や、フィルムスキャナ「F-3200」、レンジファインダーデジタルカメラ「R-D1」、フォトストレージ「P-2000」なども同時に展示。ほとんどの製品はPCに接続され、実際に操作できる状態で展示されており、出力も会場で行なわれている。会場の説明員に製品の詳細を問い合わせることも可能だ。

 このほか地下2階では、全日本写真連盟、日本報道写真連盟、読売写真クラブ会員の作品展が行なわれている。すべてPX-6000で出力されており、フィルムからのデジタルスキャンによる作品と、デジタルカメラによる作品の両方が展示されている。


地下2階はハイアマ向けの展示
PX-G5000
PX-G920

PM-4000PX
PM-A900
R-D1(左)とP-2000

F-3200(左)とGT-X800
主要写真連盟会員による作品展
作品展の出力に使われたPX-6000

 プロ向け会場ではMAXARTシリーズの大判プリンタのほか、カラーキャリブレータなどが展示されている。こちらもハイアマ向け会場と同様に実際に稼動しており、操作することもできる。また、白鳥真太郎氏、織作峰子氏ら著名写真家がMAXARTシリーズで出力した大判の作品が多数展示されている。

 なお、29日からは各種セミナーや写真家によるトークイベントが開催されるが、すべて事前予約制で定員に達しており、当日の参加はできない。しかし、インクジェットプリンタならではの大判出力や、新製品の実力を実際に体験できる貴重な機会といえるだろう。


地下1階はプロ向けで、大判プリンタと大判の作品が多数展示されている
竹内氏の作品の出力にも使われたMAXART PX-9000
カラーキャリブレータなども展示されている


URL
  エプソン
  http://www.epson.co.jp/
  EPSON NEW PHOTO Forum
  http://www.i-love-epson.co.jp/ec/event/photoforum/index.htm


( 田中 真一郎 )
2004/10/28 16:21
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