【Photokina 2004】エプソン、ソニーなど日本メーカーブースレポート

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【Photokina 2004】エプソン、ソニーなど日本メーカーブースレポート

　開幕前にほとんどの日本のメーカーは新製品発表を終えているため、日本人にとって目新しいものが限られていたPhotokina 2004だが、ブースでの展示は欧州初登場となる製品も多く、また、日本未発表の製品も散見される。ここではこのほかの日本メーカーのブースについてレポートする。

■ エプソン

エプソンのブース

　エプソンは発表されたばかりのコンパクトデジカメ「L-500V」とポータブルストレージ「Photo Fine Player P-2000」を展示。P-2000は欧州では「Multimedia Storage Viewer P-2000」という名称になっており、展示もフォトストレージとしての側面よりも、動画再生も可能なマルチメディアビューアーとしての側面が強調されている。

　また、やはり発表されたばかりの複合機なども展示されているほか、プロフェッショナル用途に強い同社らしく、スタジオなどでの同社機器の活用例の展示が目立つ。さらに、R-D1もタッチ&トライ可能な状態で展示されており、人気を呼んでいた。


「L-500V」(右)と「Photo Fine Player P-2000」	L-500Vの背面。きれいな2.5型液晶が印象的	バッテリーとSDカードスロット


複合機の新製品	スタジオを模したデモ	R-D1コーナーはいつも盛況

エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/

■ ソニー

ソニーのブース

　ソニーは、すでに発表済みのDSC-V3、L1、T3などを主に展示。
　あるコーナーでは、カール・ツァイス・バリオ・テッサーレンズを搭載したDSC-W1とともに、テッサーレンズを搭載したクラシックカメラを並べ、テッサーレンズの歴史の長さをアピールしていた。


テッサーレンズ搭載機のコーナー	テッサーレンズのカットモデル	こちらはバリオ・ゾナーのコーナー


DSC-V3やDSC-F828が人気のタッチ&トライコーナー	アクセサリーコーナーにはソニーブランドのMicrodriveが	セルフプリント用のキオスク端末も展示されている

ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp

■ 三洋電機

三洋電機ブース

　三洋電機は動画/静止画のハイブリッドカメラ「Xacti VPC-C4(日本名 DMX-C4)」を主に展示。この中で注目されたのは日本未発表の「VPC-A5」。薄型の500万画素コンパクト機だが、スペックや外観からはコニカミノルタのDiMAGE X50の兄弟機と推察される。

　また、アクセサリーではXacti VPC-C4用の水中ハウジングを参考展示。角度可変液晶モニターが固定されてしまうが、動画と静止画を同時記録可能なカメラを水中に持ち込めるのは大きなメリットといえるだろう。

　また、日本未発表の廉価な300万/400万画素機「VPC-S3/S4」なども展示されていた。


VPC-A5


VPC-C4用ハウジング	400万画素のエントリー機「VPC-S4」。300万画素のS3もある。どちらも単3電池駆動	三洋電機の歴代デジタルカメラを一同に展示

三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/

■ カシオ

カシオのブース

　カシオはEXILIM EX-S100、EX-Z55などを展示。日本未発表機としてはEXILIM PRO EX-P600の700万画素版「EX-P700」が注目される。EX-P600のCCDを700万画素としたものだが、ボディカラーがガンメタル系に変更されており、より精悍な印象を受ける。


EX-P700	EX-P600(左)との外観上の違いは本体色のみ	EXファインダーも健在

カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/

（田中真一郎）
2004/10/01 14:39

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