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【Photokina 2004】
Lexar Media、プロ向けのメモリーカードシステム「アクティブメモリー」など

~ロゴを変更、パッケージデザインなども一新

Lexar Mediaのブース
 米Lexar MediaはPhotokina 2004においてプロ向けのメモリーカードシステム「アクティブメモリー・システム」や、メモリーカード用のセキュリティ機能「ロック・タイト」などを展示している。


アクティブメモリー・システム対応カード
 アクティブメモリー・システムは、CFメモリーカードの通常使用する領域の外に、デジタルカメラの設定情報を記録しておく方式。これにより、対応カメラにCFを装着するだけで、CFに記録されているとおりにカメラが設定される。カメラマンが複数のカメラを使うときの設定の手間を軽減したり、会社などで推奨パラメーターをすべての機材に簡単に設定することができる。設定できるのは絞りやホワイトバランス、画質など。

 また、画像管理ソフト「Photo Mechanic」が添付され、カード内の画像をPCに転送する際に、画像に著作権情報や写真の説明を自動的に付加することもできる。

 アクティブメモリー・システムを使用するには、対応CF、対応カードリーダー、対応カメラが必要になる。CFとカードリーダーはセットで販売される予定。カードリーダーはIEEE 1394かUSB 2.0のどちらかに対応する。複数台を積み重ね、Hubに接続することにより、複数のCFからの画像転送を同時に行なうことができる。

 対応カメラに関しては、カメラメーカー各社と対応ファームウェアを開発中としている。年内には対応カメラが出揃い、製品も販売される予定。


アクティブメモリー・システム対応リーダー
積み重ねてHubと接続すると、複数のカードから同時に画像を転送できる
背面。一番下がHub。すべてケーブルで接続する

 また、プロフェッショナル向けのCFにはセキュリティ機能「ロック・タイト」が搭載される。ロック・タイトは、CFを特定のカメラとPCでのみ使用できるようにする機能で、さらに使用時にパスワードを要求するようにも設定可能。こちらもカメラ側の対応が必要だが、年内には対応ファームウェアがリリースされる予定。

 このほか同社は社名ロゴを変更。写真業界以外にも、IT関連全体での知名度向上を狙う。また、ロゴにあわせて製品パッケージも変更。日本では年内には新パッケージに切り替わる予定としている。


新ロゴに合わせたパッケージ Kodakブランドのメモリーカードはレキサーが製造する。LS755に合わせてxDピクチャーカードもラインナップに加わった


URL
  Lexar(英文)
  http://www.lexar.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.lexar.com/newsroom/press/press_09_27_1_04.html
  ニュースリリース(和訳)
  http://www.lexarmedia.co.jp/release/20040927223808.html


( 田中 真一郎 )
2004/09/30 09:50
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