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【Photokina 2004】京セラ、CONTAXブランドの4メガコンパクト機2機種を発表


 京セラの現地法人、YASHIKA KYOCERAは27日、CONTAXブランドの400万画素コンパクト機を2機種発表した。Photokina 2004会場には実機の展示が行なわれている。

 スイバルスタイルで最大秒間3.3コマの連写が可能な「Contax U4R」が498ユーロ、単焦点レンズの採用によりコンパクトボディを実現した「Contax i4R」が398ユーロ。欧州で10月上旬から中旬にかけて発売される予定。なお、この2製品は欧州先行発売となり、国内での発売時期は未定となっている。


Contaxブランドになった「連写デジカメ」

 「Contax U4R」は、日本国内で今年2月に発表された「Finecam SL400R」のContaxブランド版となる400万画素機。スイバル機構やレンズ、秒間最大3.5コマの連写機能など基本仕様は変わらず、液晶画面を1.5インチから2インチに拡大しているほか、Contaxブランドにふさわしい高級感のある外装など細かな改良が加えられている。


スイバル式のボディーを採用
上部
液晶画面を2インチに拡大

 映像素子は1/2.7インチ、有効画素数は423万画素。Carl Zeiss Vario-Tessar T*レンズを採用し、3倍ズームで35mm換算約38~115mm相当、開放F値は2.8-4.7。画像の記録サイズは2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセルで、記録形式はExif 2.2対応のJPEG方式。撮影距離は60cm~無限遠、マクロ時20~60cm。ISO感度はオート/50/100/200/400の4段階。

 このシリーズの大きな特徴になっている連写機能は、オートフォーカスなしの状態で最大秒間3.5コマ、オートフォーカス使用時で2.5コマ、メモリーカードの上限まで撮影可能。また、640×480/320×240ピクセル、30fpsの動画記録にも対応。録画時間はメモリーカードの上限まで。画像1枚につき30秒まで、WAV形式による音声録音も可能になっている。

 モニターには2インチ、13万画素のTFT液晶を採用。ボディの大きさは102×19×63.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はバッテリー、記録メディア別で140g。ボディのエッジにはラウンド加工が施され、手になじむようになっている。記録メディアはSDメモリーカードとMMC。


エッジがラウンド処理されている
クレードルに乗せた状態
D3端子も装備

スティック状のボディが特徴的な「Contax i4R」

 「Contax i4R」は、まったく新しい筐体を採用した“iシリーズ”の初代モデルとなる400万画素のコンパクト機。カールツァイスの単焦点レンズを採用し、ボディのところどころにヘアライン加工が施されたスティック状のファッショナブルなボディが特徴だ。レンズ部分を横にスライドさせることにより起動する。


ヘアライン加工で高級感のあるボディが特徴 レンズカバーをスライドさせると起動する

 映像素子に1/2.5インチ、有効画素数419万画素のCCDを採用。3群4枚のCarl Zeiss Tessar T*レンズは35mm換算で39mmの単焦点、開放F値は2.8。画像の記録サイズは2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセルで、記録形式はExif 2.2対応のJPEG方式。撮影距離は60cm~無限遠、マクロ時5~60cm。ISO感度はオートのほか、50/100/200/400の4段階で設定可能。

 最高画質での連写機能は、オートフォーカスなしの状態で最大秒間3コマ、オートフォーカス使用時で1.4コマ。メモリーカードの上限まで連続撮影可能。また、640×480/320×240ピクセル、30fpsの動画記録にも対応。録画時間はメモリーカードの上限まで。画像1枚につき30秒まで、WAV形式による音声録音が可能。

 モニターとしては1.5インチ、13万画素のTFT液晶を搭載。ボディの大きさは94×21×38.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はバッテリー、記録メディア別で90g。記録メディアはSD/MMC。


13万画素のTFT液晶
ボタンのデザインも統一されている ボタン数が少なく、シンプルな操作体系


( 伊藤 大地 )
2004/09/29 19:45
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