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ライカ、Mマウント用「スーパー・エルマーM F3.8 / 18mm ASPH.」


スーパー・エルマー M F3.8 / 18mm ASPH.
 ライカカメラジャパンは、Mマウントの超広角レンズ「スーパー・エルマー M F3.8 / 18mm ASPH.」と18mmレンズ用「ビューファインダー M」を3月に発売する。価格は共に未定。

 スーパー・エルマー M F3.8 / 18mm ASPH.は、Mマウント用MFレンズ。焦点距離は18mmで、デジタルレンジファインダーカメラ「M8」シリーズに装着した場合、35mm判換算で24mm相当の画角になる。開放F値はF3.8。銀塩のM型カメラでも使用可能。

 口径食と歪曲収差を実用レベルで問題にならない水準まで低減したという。また、絞り開放でも高コントラストな描写が可能としている。被写界深度は絞り開放で1.2m~∞と深いため、さらに深くしたい場合以外は、絞り込むことなくパンフォーカス撮影ができる。

 レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む7群8枚。最短撮影距離は0.7m。最小絞りはF16。M8.2、M8用の6bitコードを備える。サイズは61×48.8mm(最大径×全長)、重量は310g。ねじ込み式角形レンズフードが付属する。


角形のレンズフードが付属する M8.2に「スーパー・エルマー M F3.8 / 18mm ASPH.」と「ビューファインダーM」を装着したところ

 ビューファインダーMは、スーパー・エルマー M F3.8 / 18mm ASPH.との組み合わせで使用する外付けファインダー。


ビューファインダーM(シルバークローム仕上げ) ビューファインダーM(ブラックペイント仕上げ)

 M型カメラのファインダーと同様に、光学系の凹面鏡によって入射する光の一部を利用してブライトフレームを表示する。ファインダー内には、撮影距離が2M以下の場合のパララックス補正用マーキングが入る。また、M8シリーズに装着した場合の撮影範囲を示すフレームも表示する。

 ファインダーの光学系にはマルチコーティングを施した。接眼部にラバーを装着しているため、メガネを掛けたまま安心して使用できる。外装は真鍮削りだしで、1950~1960年代に人気を博したファインダーを思わせるデザインという。シルバークローム仕上げとブラックペイント仕上げを用意する。



URL
  ライカカメラジャパン
  http://www.leica-camera.co.jp/


( 本誌:武石 修 )
2009/02/18 20:40
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