鏡胴は既存の「AT-X 124 PRO DX」(12~24mm F4、2004年発売)と共通。本体サイズは84×89.2mm(最大径×全長)、重量は560g。金色のリングが銀色に近い色になり、表面塗装が梨地状からレザートーンになる以外に、外観上の大きな違いはない。AT-X 124 PRO DXは併売される。
レンズ構成は11群13枚。AT-X 124 PRO DXと同じく、P-MO非球面レンズ前群に配置。ただし光学系は新設計で、後群にはガラスモールド非球面レンズを使用し、ディストーションなどの各収差を補正したという。さらに後群には色収差対策として、SD(超低分散)ガラスの「FK03」を2枚使用。なおAT-X 124 PRO DXは、SDガラス1枚、LDガラス(FK5)1枚だった。