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キヤノン、IS搭載のデジタル専用低価格ズーム2本


 キヤノンは、手ブレ補正機構を備えたデジタル専用交換レンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」を9月下旬に発売する。価格は3万4,650円。また、同じくデジタル専用レンズの新製品として、「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」を10月下旬に発売する。価格は4万7,250円。

 どちらもEOS Kiss Digitalシリーズや、EOS 20D、EOS 30D、EOS 40Dといった、APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載したキヤノンのデジタル一眼レフカメラに装着できる。また、同社のエントリークラスの製品として初めて、シャッター速度4段分という手ブレ補正機構「IS」(Image Stabilizer)を搭載している。


EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS EF-S 55-250mm F4-5.6 IS

 搭載するISは、動力に磁石とコイルを採用し、補正光学系を3本のバネや3つのセラミックボールで支持する新設計のもの。シンプルな構造ゆえ、従来のタイプより小型軽量を実現したという。制御アルゴリズムの最適化も行なった結果、補正段数は「シャッター速度4段分」としている。なお同社の補正段数は、手ブレを防ぐ限界の目安「1/(焦点距離×1.6)」に対する表記になる。

 また、ズームリングのパターンや塗装処理を上位モデルと同等にしたことで、操作性の向上と高品位な外観を実現したという。


新開発のISユニットを採用(製品発表会でのプレゼン資料より。以下同)

EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS

レンズ構成
 単体のほか、「EOS Kiss Digital X」などのレンズキットして流通中の「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 II USM」と同じ焦点域の標準ズーム。同時発表の中級デジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」とのキットモデルも用意し、装着時には、35mm判換算で28.8〜88mm相当に画角が得られる。

 ISの追加に加え、最短撮影距離を0.28mから0.25mに短縮しているのも特徴。それに伴い、最大撮影倍率が0.28倍から0.34倍になっている。ただし、フォーカス駆動を超音波モーターによる「USM」ではなく、DCモーターによるギア駆動に変更した。また、価格も3,150円高価になっている。

 レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む9群11枚構成。絞り羽根は6枚で円形絞りを採用する。フィルター径は変わらず58mm。本体サイズは68.5×70mm(最大径×全長)で、全長が4mm伸びている。重量は10g増加の200g。


EF-S 55-250mm F4-5.6 IS

レンズ構成
 35mm判換算で焦点距離88〜400mm相当の画角になる望遠ズームレンズ。このクラスは55-200mm、または50-200mmが存在しており、望遠端250mmはトップクラスの焦点距離となる。

 レンズ構成は、UD(特殊低分散ガラス)を含む10群12枚。最短撮影距離は1.1mで、最大撮影倍率は0.31倍。7枚の円形絞りを採用する。

 フィルター径は58mm。本体サイズは70×108mm(最大径×全長)、重量は390g。

 なお、これまでEOS Kiss Digital Xなどのダブルズームキットに付属していた望遠レンズは「EF 55-200mm F4.5-5.6」で、今回の製品はフルサイズ非対応のEF-Sとなる。ISを新搭載したほか、望遠端の開放F値が明るくなっている。また、フィルター径が52mmから58mmに、最大径が70.4mmから70mmに、全長が97.3mmから108mmになった。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2007-08/pr-efs.html
  製品情報(EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS)
  http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s18-55-f35-56is/
  製品情報(EF-S 55-250mm F4-5.6 IS)
  http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s55-250-f4-56is/


( 本誌:折本 幸治 )
2007/08/20 18:36
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