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コシナ、ニコンFマウントの「カールツァイス ディスタゴンT*」

~25mm F2.8と35mm F2、M42マウントも発売

 コシナは20日、ニコンFマウントに対応したCarl Zeiss(カールツァイス)レンズ2本の国内発売を発表した。発売時期は、「Distagon(ディスタゴン) T* 2.8/25(25mm F2.8) ZF」が2007年1月、「Distagon T* 2/35(35mm F2) ZF」が12月1日。価格はともに93,975円。

 なお、上記2本のM42マウント版「Distagon T* 2.8/25 ZS」と「Distagon T* 2/35」も2007年春の発売が決まった。


Distagon T* 2.8/25 ZF Distagon T* 2/35 ZF

 Carl ZeissがPhotokina 2006で公開した新レンズ4本のうちの2本。歴史ある広角レンズの名称「ディスタゴン」を冠した新設計のMFレンズで、ニコン用ZFレンズは「Planar(プラナー) T* 1.4/50(50mm F1.4) ZF」、「Planar 1.4/85(85mm F1.4) ZF」に続く製品化となる。


レンズシェード。上から25mm F2.8用、35mm F2用
 ツァイス伝統の焦点距離25mmを継承する25mm F2.8は、レンズ構成8群10枚の単焦点広角レンズ。ディストーションを最小限に抑えたほか、解像力は「最良のカラーフィルム性能を凌駕する」という。将来登場する超高解像度デジタルカメラにも対応するとしている。

 最短撮影距離は0.17m。9枚羽根の絞りを採用する。フィルター径は58mm。本体サイズは65×66mm(最大径×全長、ZSは全長67mm)、重量は460g。バヨネット式のレンズシェード(フード)が付属する。

 35mm F2は、レンズ構成7群9枚、最短撮影距離0.3mの単焦点広角レンズ。同じく新設計で、フローティング機構を採用。ディストーションの低減や高度なフレアコントロールを図ったという。

 絞り羽根は9枚。フィルター径は58mm。本体サイズは65×73mm(最大径×全長、ZSは74mm)、重量は510g。



URL
  コシナ
  http://www.cosina.co.jp/
  製品情報(Distagon T* 2.8/25 ZF/ZS)
  http://www.cosina.co.jp/seihin/co/zf-25/
  製品情報(Distagon T* 2/35 ZF/ZS)
  http://www.cosina.co.jp/seihin/co/zf-35/

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( 本誌:折本 幸治 )
2006/11/22 02:51
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