キヤノンは3日、プロ向けデジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark III」と「EOS-1D Mark III」で、ミラー動作およびAF精度に不具合のある個体が混入していることが明らかになったと発表した。該当する個体については無償修理を実施する。
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EOS-1Ds Mark Mark III
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EOS-1D Mark III
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ミラー動作の不具合は、シャッターボタンを押してもミラーが動作せず、液晶モニターに「Err99 撮影できません。電源スイッチのOFF→ON、またはバッテリーを入れなおしてください」との表示が頻繁に発生するもの。またAFについては、中央以外のAFフレームを使用した場合にピントが甘くなる現象が発生するという。
現在、無償修理の準備を進めており、3月10日から修理受付を開始する予定。修理の詳細が決定次第、改めて告知するとしている。また、プロフォトグラファーからの声をもとに、AF性能を引き出すためのスペシャルコンテンツ「AIサーボAF自在活用マニュアル」をWebサイトで公開した。
なお同日、EOS-1Ds Mark IIIとEOS-1D Mark IIIの最新ファームウェアも公開した。上記の不具合とは別に、ライブビュー、USB通信、エラー表示について改善した。詳細は別記事を参照されたい。
EOS-1Ds Mark IIIは、35mmフルサイズの有効2,110万画素CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。発売は2007年11月。実勢価格は81万円前後。
EOS-1D Mark IIIは、APS-Hサイズの有効1,010万画素CMOSセンサーを搭載。10枚/秒の高速連写が可能。発売は2007年5月。実勢価格は49万9,000円前後。
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
告知ページ
http://cweb.canon.jp/e-support/info/eos1dmk3.html
AIサーボAF自在活用マニュアル
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/eos1dm3-afsp/
キヤノンEOS-1Ds Mark III関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/08/21/6862.html
キヤノンEOS-1D Mark III関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/03/12/5810.html
( 本誌:武石 修 )
2009/03/03 14:17
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