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EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISを装着したEOS Kiss X2
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キヤノンが3月下旬に発売するデジタル一眼レフカメラの新製品「EOS Kiss X2」のβ機を借りることができたので、外観写真とメニュー画面などを中心にお伝えする。
画質評価のできないβ機のため、実写画像は実写可能な機材が入手でき次第、別記事として掲載する。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格はボディのみが9万円前後、「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」が付属するレンズキットが10万円前後、また、レンズキットに加え「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」が付属するダブルズームキットが13万円前後の見込み。
シリーズの4代目となるKiss X2では、従来モデルから画素数の増加を初め、ライブビューの搭載、ファインダーの改良、AF性能の強化、撮影可能枚数の向上など着実に進化を遂げている。
外観で目立つのは背面の3型液晶モニター。情報表示やメニューの作りが変わったことと合わせて見やすさが向上している。3型液晶モニターの搭載にともなって、背面のボタン配置を変更しているため従来機のユーザーは慣れが必要だが、一部のボタンは大型化されており押しやすくなっている。
新開発のファインダーは、視野率95%のペンタダハミラー式。倍率が0.8倍から0.87倍になり、見やすさが向上している。
■ 外観
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コマンドダイヤルの手前にISO感度ボタンを配置
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ファインダー内。新設計により倍率が向上し、見やすくなっている
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側面の端子類。上からビデオ出力、リモコン、USB
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内蔵ストロボをポップアップしたところ
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メモリカードは、従来のCFからSDHC/SDメモリーカードになった
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新開発のバッテリーにより、従来比で容量が約1.5倍になった
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“Digital”の文字が消えたロゴマーク
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EOS Kiss Digital Xなどで使用する「NB-2LH」(上)とEOS Kiss X2用の「LP-E5」。CIPA準拠の撮影枚数は、約360枚から約500枚に増えている
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キットレンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」(左)と従来までのキットレンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 II USM」
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手ブレ補正機構を搭載しながらも、大きさを従来モデルと同等に抑えた
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■ メニュー画面など
・設定メニュー
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撮影系1。メニュー画面のインターフェースは「EOS 40D」などと同じになった
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撮影系2
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再生系
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機能設定系1
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機能設定系2
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機能設定系3
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マイメニュー設定
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記録画質を選択可能なモードが左側に表示される
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ホワイトバランス補正
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ピクチャースタイル選択画面
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ゴミ対策機構のひとつ「ダストデリート」機能も搭載
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ライブビュー設定。グリッドも表示できる
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ライブビューは、位相差AFを利用するクイックモードと、コントラストAFを利用するライブモードから選択できる
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ライブビュー中の表示
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画像が暗くなる場合や、コントラストが低い場合にカメラが自動的に補正する「オートライティングオプティマイザ」を新搭載。ON/OFFが可能
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・再生時の情報表示
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現在のピクチャースタイルの設定がアイコンで表示される
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・各設定ボタンに対応した設定画面
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ピクチャースタイル選択画面
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AFモード選択画面
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ドライブモード設定画面
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ホワイトバランス選択画面
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ISO感度設定画面。最大感度はISO1600
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・再生画面
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再生画面
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撮影情報表示
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ヒストグラム表示
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設定情報表示。2色表示になり視認性が向上
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■ EOS Kiss Digital X(右)との比較
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肩のラインがなだらかになった。シャッターボタン部もEOS 40Dに近い造形に
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液晶モニターは2.5型から3型になり、ボタンの配置を見直した。また、ボタンのサイズが大きくなり押しやすくなった
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ストラップ取りつけ金具と、ホットシューがシルバーになっている
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底面
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本体部分がやや薄くなった印象
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グリップの滑り止めを荒いタイプに変更した
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■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissx2/
■ 関連記事
・ キヤノンEOS Kiss X2関連記事リンク集(2008/02/05)
( 編集部 )
2008/02/12 00:15
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