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オリンパス、「E-3」と「E-510」の最新ファームウェア

~マウントアダプター使用時に手ブレ補正が動作

 オリンパスは29日、デジタル一眼レフカメラ「E-3」と「E-510」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は、E-3が1.1、E-510が1.3。更新は「OLYMPUS Master 2」、「OLYMPUS Studio 2」などのソフトから行なう。


E-3。バッテリーグリップ「HLD-4」を装着した状態

E-510

 新ファームウェアの変更点のうち主なものは、ボディ内手ブレ補正機構がフォーサーズレンズ以外のレンズにも対応すること。

 これまでE-3とE-510の手ブレ補正機構は、レンズ情報が読み取れるレンズに限られていた。そのため、フォーサーズシステム準拠のレンズでしか動作せず、マウントアダプターを介して装着したレンズ(具体的にはOMレンズなど)では、手ブレ補正が働かなかった。

 ファームウェアを更新すると、焦点距離情報の入力が可能になる。入力後、フォーサーズレンズ以外のレンズでも手ブレ補正が動作するようになる。

 上記を含めたすべての変更点は、以下の通り。

●E-3
  • フォーサーズレンズ以外の交換レンズで手ブレ補正機能が可能になる。焦点距離入力をすることで利用できる。
  • パワーバッテリーホルダー「HLD-4」の背面ダイヤル回転方向と、AFターゲットの移動方向を一致させた。
  • パワーバッテリーホルダー「HLD-4」装着時のバッテリーチェックを見直すことで、撮影可能枚数を向上させた。
  • AFスタートボタン(AEL/AFLボタンやFnボタン)を離すと、すぐにフォーカシングを停止するよう改善。
  • エレクトロニックストロボ「FL-50R」および「FL-36R」との組み合わせで、近距離バウンス撮影時に調光がアンダーになる現象を改善。
  • C-AFモードかつダイナミックシングルターゲットモード時に、測距5点の中心をより優先して選ぶように改善。
●E-510
  • 手ブレ補正機能がフォーサーズレンズ以外の交換レンズで可能に。焦点距離入力をすることで利用できる。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/DI/fwdl/e1/contents_up.cfm
  オリンパスE-3関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/10/18/7222.html
  オリンパスE-510関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/03/12/5812.html


( 本誌:折本 幸治 )
2008/01/29 11:01
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