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キヤノン、EOS-1D Mark IIIのファイル名設定で使用上の注意

~設定により、撮影画像をカメラで表示できなくなる

EOS-1D Mark III
 キヤノンは20日、WebサイトでEOS-1D Mark IIIの「ファイル名の設定」機能ついて、設定によっては、撮影した画像をカメラ内で再生できなくなると発表した。

 具体的には、画像ファイル名をユーザーが任意で設定を行なえる「ファイル名の設定」機能において、ファイル名を登録する時に空欄のままで撮影すると、画像ファイルをカメラで再生表示できなくなる、というもの。


ファイル名が登録されている状態 ファイル名が登録されていない状態

 なお、画像ファイルの記録メディアへの書き込みは行なわれるので、PCのディスプレイの再生表示には問題はない。

 画像ファイル名をデフォルトの「IMG_」など以外の任意のファイル名で記録できる「ファイル名の設定」には、「ユーザー設定1」と「ユーザー設定2」の2種類がある。ユーザー設定1では任意の英数4文字、ユーザー設定2では任意の英数3文字を登録できる。また、任意のファイル名を一度登録すれば、それ以降はファイル選択項目が空欄になることはない。また、任意のファイル名は変更することもできる。

 詳細は同社Webサイトから無料でダウンロードできるEOS-1D Mark III使用説明書の75、76ページに記載されている。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dmk3/index.html
  EOS-1D Mark III 「ファイル名の設定」に関するご注意
  http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos-d/200706201dmk3.html
  EOS-1D Mark III 使用説明書のダウンロード(PDF)
  http://cweb.canon.jp/manual/eosd/pdf/e1dm3cug.pdf
  キヤノン EOS-1D Mark III関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/03/12/5810.html


( 本誌:織原 博貴 )
2007/06/20 15:17
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