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ペンタックス、K10Dのファームウェアを更新

~内蔵ストロボによるワイヤレス発光機能などを追加

 ペンタックスは23日、デジタル一眼レフカメラ「K10D」のファームウェアを更新し、同社サイトで公開した。バージョン番号は1.10。ユーザーがダウンロードしてアップデートできるほか、同社窓口への持込みや、修理センターへの送付により有償(1,050円、送料別)でアップデートすることもできる。

 Ver.1.10では次の機能が追加された。


  • 内蔵ストロボで、オプションの外付けストロボのワイヤレス発光を可能に
  • AF測距点選択を「セレクト」に設定している時に、中央に戻す機能
  • TvモードとAvモード時に、電子ダイヤルでISO設定を変更できる機能
  • OKボタンを押して表示パネルに表示されるISO感度値を、前電子ダイヤルで変更できる機能
  • TAvモード時にグリーンボタンを押したとき、Mモードと同様の機能を割り当て
  • Pモード時における、前後電子ダイヤルのAv/Tv操作を入れ替える機能
  • ストロボの光量補正時に、グリーンボタンを押すと初期値に戻る機能


 また、次の問題が修正されている。


  • バルブによる約5分以上の長時間露光時に、まれに画像にムラが出る
  • 低温撮影環境下でバルブによる長時間露光を行なうと、条件によっては電池残量なしの表示がすぐに出る


 K10Dは、APS-Cサイズの有効1,020万画素CCDを搭載するデジタル一眼レフカメラ。CCDシフト式手ブレ補正機能「SR」や、ゴミ除去機能「DR」を搭載するほか、22bit A/Dコンバーター、防塵防滴機能などを備える。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.pentax.co.jp/japan/support/download/digital/k10d_s.html
  ペンタックス K10D関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/15/4605.html


( 本誌:田中真一郎 )
2007/01/23 11:02
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