三洋電機、CMOSセンサーになった「Xacti DMX-HD800」

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三洋電機、CMOSセンサーになった「Xacti DMX-HD800」

Xacti DMX-HD800(ブラック)

　三洋電機は、ハイビジョン対応デジタルムービーカメラ「Xacti DMX-HD800」を、8月22日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　2007年10月に発売された「Xacti DMX-HD700」の後継機。Xactiのラインナップでは、1080i動画を撮影できるDMX-HD1010/1000に次ぐ機種で、MPEG-4 AVC/H.264形式で720pの動画撮影が可能。

　DMX-HD800では、撮像素子を1/2.5型有効約710万画素CCDから、1/2.5型有効約800万画素CMOSに変更。静止画の記録解像度は最大3,264×2,448ピクセルとなり、画素補間により4,000×3,000ピクセルの画像を生成できるようになった。

　画像処理エンジンはDMX-HD1010に搭載された「プラチナΣエンジン」に変更し、3次元デジタルノイズリダクションを新たに採用した。ノイズ除去処理に動き判定を加えることで、ランダムノイズの低減を図った。

　顔検出機能はDMX-HD700にも搭載されていたが、DMX-HD800では新しい制御方式とデータベースを採用した機能を新開発した。これにより斜めの顔も検出できるようになった。検出できる人数は最大12人で変わらない。動画、静止画ともに利用できる。

　さらに手ブレ補正機能も、手ブレ、被写体ブレ、回転ブレにも対応するマルチ手ブレキャンセラーに進化した。

　レンズは35mm判換算で38～190mm、F3.5～4.7の光学5倍ズーム。最短撮影距離は広角端で10cm、望遠端で80cm。スーパーマクロモードでは1～80cmでの撮影が可能。

　DMX-HD700に引き続き、プログラムAE以外に、絞り優先/シャッター速度優先AE、マニュアル露出での撮影が可能。

　液晶モニターは2.7型約23万画素の低温ポリシリコンTFT。静止画/動画撮影時の画角の違いを液晶モニターで見るための「フォトビュー」ボタンを備える。記録媒体はSDHC/SDメモリーカード。ガイドナンバー4.3のストロボをレンズ横に内蔵する。

　電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約250枚。動画の連続撮影時間は約90分(実撮影時間55分)。

　本体サイズは73.7×35×109mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録媒体を含む重量は約220g。本体色はゴールド、ピンク、ブラック。YouTubeアップロード機能などを備える動画編集ソフト「Premiere Elements 4.0」が付属する。


ゴールド	ピンク

■ ＵＲＬ
　三洋電機
　 http://www.sanyo.co.jp/

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・三洋、ポケットサイズのハイビジョンムービーデジカメ「Xacti DMX-HD700」（2007/09/26）

（本誌：田中真一郎）
2008/07/30 14:27

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