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シグマ、「DP1」にISO50モードなどを追加


DP1
 シグマは12日、コンパクトデジタルカメラ「DP1」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.03。

 Ver.1.03の変更点は以下の通り。

  • ISO50モードを追加。従来はISO100が最低感度だった。
  • グリッド表示モードに撮影情報表示を追加。
  • オートブラケットの設定内容を電源OFF時でも保持できるように変更。
  • 赤目緩和モードのプリ発光間隔を変更.


 なおISO50モードは、「よりノイズの少ない高解像度の画像を提供するモード」であり、風景撮影など、高解像度で繊細な描写が求められる撮影で効果を発揮するという。

 ただしダイナミックレンジが狭いことから、シグマでは高輝度部が飽和しやすい点に注意を促している。極端な高輝度部を持つ被写体では、スポット測光と露出補正による段階露光の併用を推奨。「可能であれば、マニュアル露出での撮影や、テスト撮影を行なってヒストグラムを確認してほしい」という。

 通常の撮影条件の場合は、オートモード、プログラムオート(P)、絞り優先オート(A)、シャッター速度優先オート(S)などで問題なく使用可能。高輝度部が気になる条件では、若干アンダーの露出補正(-0.3EVなど)を行なうことを薦めている。

 DP1は、デジタル一眼レフカメラと同じサイズ(APS-Cサイズ相当)の撮像素子を搭載するコンパクトデジタルカメラ。有効1,406万画素FOVEON X3センサー、焦点距離28mm相当(35mm判換算)の単焦点レンズなどを採用する。発売は3月。実勢価格は10万円前後。



URL
  シグマ
  http://www.sigma-photo.co.jp/
  アップデート内容
  http://www.sigma-photo.co.jp/news/info_080612.htm
  シグマDP1関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/02/05/7907.html


( 本誌:折本 幸治 )
2008/06/12 17:15
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