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三洋電機、有効800万画素になった防水Xacti「DMX-CA8」


左からブラック、ホワイト、ブルー
 三洋電機は、水中撮影が可能なXacti「DMX-CA8」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブルーを用意する。

 2007年6月に発売した同社初の防水Xacti「DMX-CA65」の後継モデル。水深1.5mまでの防水(60分以内)や、光学5倍ズームなどの機能を引き継ぎながら、連写機能やマルチぶれキャンセラーなどを追加した。

 撮像素子は、前モデルの1/2.5型有効600万画素CCDから1/2.5型有効800万画素CMOSに変更。CMOSの高速データ転送を利用することで、新たに5枚/秒(200万画素相当)で最大10枚の連写が可能になった。最大記録解像度は3,264×2,448ピクセル。画素補間により1,200万画素相当の記録も可能。感度はISO50~1600。マルチぶれキャンセラーは、静止画撮影時におけるカメラの回転ブレや被写体ブレにも有効な信号処理方式のブレ補正。

 レンズは35mm判換算の焦点距離38~190mm、F3.5~4.7の光学5倍ズーム。最短撮影距離は広角端で10cm、望遠端で80cm。スーパーマクロモードでは広角端で1cmまで接近して撮影が可能。


ブラック 静止画用と動画用のボタンを備える

ホワイト ブルー

バッテリー室とメモリカードスロット
 動画はMPEG-4、AVC/H.264方式を採用。最大記録解像度は640×480ピクセル。従来の30fpsに加え、60fpsでの撮影に対応。よりなめらかな再生が可能という。最低被写体照度は約15ルクス、高感度またはランプモードでは約4ルクス。動画撮影時は電子式手ブレ補正が利用できる。

 新たに、動画撮影中に動画記録が途切れることなく静止画を撮影可能になった。これまで、静止画でのみ利用できた顔検出機能が動画にも対応。最大6人を検出可能で、撮影中に人物が動いても自動的に追尾することができる。さらに、撮影モードに「水中」を新設。青色をより青くすることで、浅い水深で撮影しても、より水中らしい画像が得られるとしている。

 動画の切り離しやつなぎ合わせ画可能な編集機能を備えるほか、カメラの状態などを声で知らせる「おしゃべりナビ」も搭載する。

 液晶モニターは約15万画素の2.5型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリは約44MB。電源はリチウムイオン充電池「DB-L20」。CIPA準拠の撮影枚数は約205枚。

 本体サイズは70.4×40.5×111.4mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリーとメモリカードを含む重量は約258g。アドビシステムズの動画編集ソフト「Prmier Elements 4.0」や専用ケースが付属する。

 オプションとしてフロートストラップを用意する。ストラップが水に浮くため、水中でカメラを落としても、沈むことがない。


付属の専用ケース 収納したところ


URL
  三洋電機
  http://www.sanyo.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0804news-j/0418-1.html

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三洋電機、水深1.5mまで潜れる「Xacti DMC-CA65」(2007/05/31)


( 本誌:武石 修 )
2008/04/18 14:25
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