|

|
|
GR DIGITAL II
|
リコーは、コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL」の後継モデル「GR DIGITAL II」を11月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後の見込み。
2005年10月に発売したGR DIGITALと同じレンズの採用や、ほとんど変わらないボディデザインなど、GR DIGITALの多くのコンセプトを継承した。一方で、RAW撮影時の処理時間やレンズの動作音など従来の不満点を改善している。
撮像素子は1/1.75型有効1,001万画素CCD。GR DIGITALと同じボディサイズを維持するため、撮像素子の大型化は見合わせたとしている。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。JPEGとRAW(DNG)形式での撮影が可能。RAW撮影時は、JPEGとの同時記録となる。GR DIGITALで約11秒を要していたRAW書き込み時間は、約3.8秒に短縮し、RAW記録中の撮影も連続2枚まで可能になった。さらに、4月発売のCaplio GX100と同様、アスペクト比1:1での撮影が可能になった。Caplio GX100ではJPEGのみだったが、GR DIGITAL IIではRAWでも記録できる。
|
|
|
約23万画素2.7型液晶モニターを採用
|
メニュー画面は、Caplio R7と同様のタイプに変更
|
|
|
|
モードダイヤルにマイセッティングポジションを設けた
|
ボディ側面にストロボポップアップボタンを装備し、マニュアルでのポップアップが可能になった
|
|

|
|
電源ボタンがグリーンに発光する仕様にした。背面液晶を消灯し、かつコンバージョンレンズを装着した場合でも電源のON/OFFがわかる
|
画像処理エンジンには、新開発の「GR ENGINE II」を搭載し、解像感を保ちながら低ノイズ化を図った。また、ON/OFF可能なノイズリダクション機能も搭載する。デフォルトではOFFに設定してあり、GRレンズの描写を活かすためという。撮像素子はCaplio GX100と同じものを搭載するが、Caplio GX100に比べてナチュラルな画作りにしたという。ISO感度はISO80〜1600。プログラムAEほのか、絞り優先AEとマニュアル露出も使用可能。640×480ピクセル、30fpsでのAVI(Motion JPEG)動画も撮影できる。
レンズはGR DIGITALと同じ、焦点距離28mm(35mm判換算)、F2.4の「GRレンズ」を搭載。非球面レンズ3面2枚を含む5群6枚構成となっている。マニュアルフォーカスも可能。GR DIGITALに比べて信頼性を向上させ、動作音の低減を図っている。最短撮影距離は約30で、マクロ時は約1.5cmまで接近できる。なお、手ブレ補正機構は非搭載。
AF補助光の発光位置の最適化も行った。これに伴って、本体正面のアクティブAF機構を省略した。CCDAFのみでもGR DIGITALとほぼ同程度のAFが実現できたためとしている。
液晶モニターは、GR DIGITALの2.5型TFT(約21万画素)から2.7型TFT(約23万画素)に大型化した。撮影中に液晶モニターで水平出しが行なえる、「電子水準器」をコンパクトデジタルカメラとして初めて搭載した。液晶モニターに表示したバーグラフにより水平を確認できる機能。縦位置にも対応する。水平になると音で知らせる機能も備え、液晶モニターを見なくても水平を確認可能。外部ファインダー使用時に、設定情報のみを表示することも可能になった。
|
|
|
中央下のグラフが電子水準器。右側が下がった状態を表示
|
縦位置にも対応する
|
新たに「白黒(TE)」モードを搭載した。モノクロ画像に、ほかの薄い色を被せる機能で、さまざまなモノクロ表現が可能になるという。MF撮影やノンファインダー撮影向けの被写界深度表示機能も、新たに搭載した。
モードダイヤルに、カスタム設定が可能なモードを2つ追加している。また十字キーの左ボタンには、動作をカスタマイズ可能なファンクションボタンとしての機能を割り当てた。ファンクションボタンでは、JPEGからRAW、AFとスナップ、カラーから白黒などの切り替えが行なえる。内蔵ストロボの自動調光補正機能も備えた。
|
|
|
GR DIGITAL(右)との比較。ボディ表面の仕上げ、グリップゴムの仕様、製品ロゴなどはGR DIGITALと同じ
|
電源を入れたところ
|
|
|
|
ADJ.ボタンはGR DIGITALのダイヤル式からCaplio GX100と同様のレバー式に変更。「押して確定」が可能になった。ボタンは傷に強いという光沢のある塗装を施している
|
上面。ボタンなどのレイアウトはほぼ同じ
|
|

|
|
バッテリー室にはロックを設けた
|
記録メディアはSDHC/SDメモリーカードとMMC。内蔵メモリは約54MB。電源はリチウムイオン充電池「DB60」をGR DIGITALから引き継ぐ。CIPA準拠の撮影枚数は、GR DIGITALの約250枚から、約370枚に向上した。また、単4電池×2本も使用可能。アルカリ乾電池、オキシライド乾電池、ニッケル水素充電池に対応する。アルカリ乾電池使用時の撮影枚数は約45枚(CIPA準拠)。
本体サイズは107×25×58mm(幅×奥行き×高さ)で、GR DIGITALから変更はない。本体のみの重量は約168g。GR DIGITALは、同170gだった。
GR DIGITAL IIの発売にあわせて3種類のオプションを新たに用意する。価格は「GV-2」が2万4,150円、「GT-1」が1万5,750円、「GC-2」が4,725円。いずれも、GR DIGITALでも使用可能。GV-2とGC-2は本体と同時に発売する。GT-1は、本体発売以降の近日中に発売する。
|
|
|
外付け光学ファインダー「GV-2」
|
テレコンバージョンレンズ「GT-1」
|
|

|
|
GV-2対応ソフトケース「GC-2」
|
GV-2は、28mmの画角にのみ対応することで、従来の28/21mm対応ファインダー「GV-1」から小型化を図った外付け光学ファインダー。正方形用のフレームも備える。GT-1は、装着時の焦点距離が40mm相当(35mm判換算)となるテレコンバーター。標準域での撮影に向くとしている。「GC-2」は、GV-2を装着したまま収納できるソフトケース。ベルトループを備える。
GR DIGITALおよびCaplio GX100との比較
| |
GR DIGITAL II |
GR DIGITAL |
Caplio GX100 |
| 撮像素子 |
1/1.75型CCD |
1/1.8型CCD |
1/1.75型CCD |
| 有効画素数 |
1,001万 |
813万 |
1,001万 |
| ISO感度 |
ISO80〜1600
| ISO64〜1600
| ISO80〜1600
|
| 記録形式 |
RAW(DNG)、JPEG |
| 手ブレ補正 |
― |
CCDシフト式 |
焦点距離 (35mm判換算) |
28mm |
24〜72mm |
| 開放F値 |
F2.4 |
F2.5〜4.4 |
| ワイコン |
GW-1 (21mm相当) |
DW-6 (19mm相当) |
| テレコン |
GT-1 (40mm相当) |
― |
| 露出モード |
プログラム、絞り優先AE、マニュアル |
| シャッター速度 |
180〜1/2,000秒 |
| 測光方式 |
256分割、中央重点、スポット |
| 液晶モニター |
2.7型 約23万画素
|
2.5型 約21万画素
|
2.5型 約23万画素
|
| 光学ファインダー |
― |
| 外部ファインダー |
GV-1、GV-2(ともに別売) |
EVF(同梱) |
| 記録メディア |
SDHC、SD、MMC |
SD、MMC |
SDHC、SD |
| 内蔵メモリ |
約54MB |
約26MB |
| バッテリー |
リチウムイオン充電池(DB60) 単4電池×2 |
動画 (最大解像度) |
640×480 |
320×240 |
640×480 |
撮影可能枚数 (CIPA準拠) |
約370枚 |
約250枚 |
約340枚 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) |
107×25×58mm |
111.6×25×58mm |
重量 (本体のみ) |
約168g |
約170g |
約220g |
■ URL
リコー
http://www.ricoh.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2007/1030.html
製品情報
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital2/
■ 関連記事
・ リコー GR DIGITAL 関連記事リンク集(2005/09/15)
( 本誌:武石 修 )
2007/10/30 13:04
|
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|