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カシオ、「YouTube撮影モード」搭載の7倍ズームコンパクト「EX-V8」


EXILIM Hi-ZOOM EX-V8
 カシオは、光学7倍ズームレンズを備えたコンパクトデジタルカメラ「EXILIM Hi-ZOOM EX-V8」を9月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万5,000円前後の見込み。

 2月発売の「EXILIM Hi-ZOOM EX-V7」の後継機種。光学7倍ズームレンズ、CCDシフト式手ブレ補正、H.264方式での動画記録といった特徴はそのままに、CCDを1/2.5型有効720万画素から1/2.5型有効810万画素に変更した。

 加えてストロボの位置がレンズの直上から左上に移動した。レンズカバーにストロボ用の窓が開いており、レンズカバーを開くと窓からストロボが見える仕組み。

 さらに今回から、「EXLIMI ZOOM EX-Z1200」で初搭載の顔認識技術を採用した。沖電気の画像処理エンジン「FSE」(Face Sensing Engine)によるもので、フォーカスロック後に顔が動いても、ピントや露出を併せ続けるという。

 また、動画共有サイト「YouTube」に最適な設定で撮影・保存できるという「YouTube撮影モード」を搭載。同社は7月、米国でYouTubeの名称とロゴの使用権を得ている。付属の専用PCソフトを使うことで、最小2ステップの手順で動画をアップロード可能。記録可能な動画の解像度は、最大848×480ピクセルで、ステレオ音声記録にも対応する。



 そのほかの主な仕様はEX-V7を踏襲。任意に設定できる感度は最高ISO800。高感度モードでは最高ISO1600まで自動で増感する。レンズは焦点距離約38~266mm相当(35mm判換算)、F3.4~5.3。最短撮影距離は、マクロモードおよびMFで10cmとなっている。

 プログラムAEに加え、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出を選択可能。最大絞りは引き続きNDフィルター併用式となる。使用可能な記録メディアは、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード、MMC、MMC plus。約11.8MBの内蔵メモリも備える。液晶モニターは2.5型23万画素。

 EX-V7と同じく、自動追尾AFを搭載。ベストショットは静止画34種類、ムービー11種類。それぞれEX-V7から1種類ずつ増えている。

 バッテリーはリチウムイオン充電池。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は、約240枚から変わりはない。また、本体サイズおよび重量もEX-V7と共通。95.5×25.5×59.8mm(幅×奥行き×高さ)、約149g(本体のみ)となっている。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.casio.co.jp/release/2007/exv8_s880_z1080_z77.html
  製品情報
  http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_v8/

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/08/28 15:39
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