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パナソニック、同社初の顔認識を採用した「LUMIX DMC-FX33」
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~3型液晶搭載の「LUMIX DMC-FX55」も
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パナソニックは、35mm判換算で28mmからの光学3.6倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX33」と「LUMIX DMC-FX55」を8月25日に発売する。ともに価格はオープンプライス。店頭予想価格はDMC-FX33が4万3,000円前後、DMC-FX55が4万5,000円前後の見込み。
■ LUMIX DMC-FX33
LUMIXシリーズのスタイリッシュラインにおける主力機種。2007年2月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DMC-FX30」の後継モデルにあたる。28~100mmの光学3.6倍ズームレンズや光学式手ブレ補正機構に変更はないが、撮像素子を1/2.5型有効720万画素CCDから1/2.5型有効810万画素CCDに変更している。ボディカラーはプレシャスシルバー、ショコラブラウン、カクテルピンク、シェルホワイト、コスモブルーの5色を用意する。
20.7万画素の2.5型液晶モニターはスペック上の変更はないが、屋外など明るいところでは自動的に明るさを増すオートパワーLCDモードを新装備した。3コマ/秒の連写機能に変わりはないが、新たに7コマ/秒で撮れる速連写機能が追加された(記録解像度は200万画素)。また、撮影後の画像ファイルのタイトル編集や、写真への文字の焼き込みができるようになった。
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プレシャスシルバー
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映像エンジンには「ヴィーナスエンジンIII」を採用。被写体の動きを検出してISO感度をコントロールする「インテリジェントISO感度コントロール」機能を備える。最高感度はFX30のISO1250からISO6400まで引き上げられた(高感度モード選択時)。
2007年夏秋モデル3機種では、LUMIXの特徴でもあった「かんたんモード」が廃止され、新たに「おまかせiA」が搭載された。
おまかせiAは、従来機が搭載する光学式手ブレ補正+高感度+動き認識による「トリプル手ブレ補正」に加えて、新たに顔認識機能、自動シーン判別、クイックAFなどの3つの機能を統合したインテリジェント・オート機能。
顔認識機能は、人物の顔を自動検出してピントを合わせ続ける顔認識AFと、逆光時などに自動的に露出を人物の顔に合わせて補正する顔認識AEを合わせた機能。人物の顔は最大15人まで検出できる。おまかせiA選択時は強制的にオンになるが、通常撮影モードではメニュー画面からオン/オフできる。また、タイマー撮影時のために、ピント合わせをレリーズ時/撮影直前のどちらかで行なうことができる。
自動シーン判別は、通常、顔、風景、マクロ、夜景、夜景&人物の5つシーンモードから最適なものを自動的に設定する機能。設定したシーンモードのアイコンを液晶モニターに表示する。夜景選択時は光学式手ブレ補正機構のジャイロセンサーを使って、手持ち撮影か三脚撮影かを判別して撮影感度を決定する。また、ストロボオフ時には夜景、ストロボオン時には夜景&人物が選択される。
また、カメラを構えたときの手ブレの収まりを認識して、あらかじめフォーカス動作を行なう「クイックAF」機能を新たに搭載した。
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ショコラブラウン
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カクテルピンク
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シェルホワイト
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コスモブルー
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レンズは、フレアやゴースト耐性を高めたLeica DC Vario-Elmarit。35mm判換算の焦点距離は28~100mm、F2.8~5.6の光学3.6倍ズームで、光学式手ブレ補正機構を内蔵する。最短撮影距離は50cm、マクロモードでは広角端5cm、望遠端30cm。
今回から、シーンモードに赤ちゃんやペットの名前を入力できるタイトル編集機能が加わった。タイトルは、ひらがな、カタカナ、アルファベットの3つから選んで、液晶画面に表示されるソフト・キーボードで入力する。入力した文字や撮影日などを写真に焼き込んでプリントすることもできる。
記録メディアは、SDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。約27MBの内蔵メモリも備える。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は約280枚。本体サイズはFX30と同等。94.9×22×51.9mm、重量は約132g(本体のみ)、約154g(バッテリーとメモリカードを含む)。
オプションのアクセサリーとして、FX30と共通の防水ハウジング「DMW-MCFX30」が使用できる。また、専用本革ケース「DMW-CXA1」はFX33のボディカラーに合わせて5色を用意する。
■ LUMIX DMC-FX55
35mm判換算で28mmからの光学3.6倍ズームレンズを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ。ボディカラーは、プレシャスシルバー、エストブラック、カクテルピンクの3色を用意する。
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プレシャスシルバー
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エストブラック
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カクテルピンク
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2006年8月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DMC-FX50」の後継モデルにあたる。同時発表のDMC-FX33との主な違いは、液晶モニターが23万画素の3型になっていること。
DMC-FX50との違いは、撮像素子を1/2.5型有効720万画素CCDから1/2.5型有効810万画素CCDに、バッテリーをFX30/33と共通のDMW-BCE10に変更している。23万画素の3型液晶モニターはスペック上の変更はないが、屋外など明るいところでは自動的に明るさを増すオートパーワーLCDモードを新装備した。また、FX50には見られなかった内蔵メモリ(約27MB)を搭載した。「かんたんモード」が廃止され、新たに「おまかせiA」が搭載されるなど、新機能はFX33とほぼ共通となっている。
記録メディアは、SDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は約280枚。本体サイズは94.9×22.8×57.1mm、重量は約143g(本体のみ)、約165g(バッテリーとメモリカードを含む)。
■ URL
パナソニック
http://panasonic.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070724-2/jn070724-2.html
■ 関連記事
・ パナソニック、28mmレンズで世界最薄「LUMIX DMC-FX30」(2007/01/31)
・ パナソニック、3型液晶を搭載した「LUMIX DMC-FX50」(2006/07/25)
( 本誌:織原 博貴 )
2007/07/24 15:30
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