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ソニー「DSC-T100」の音楽付きスライドショーに不具合

~ユーザーが登録した楽曲で発生、修正ファームウェアを公開

 ソニーは19日、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-T100」の一部に、「音楽付きスライドショー」に関する不具合があると発表した。修正ファームウェアを同日に公開している。

 判明した症状は、約170秒を超える音楽を登録し、音楽付きスライドショーで再生を行なうと「画像が足りません」と表示され、正しく再生できないというもの。スライドショー再生時にメモリエリアが不足するためという。このとき、撮影した写真自体に影響はなく、通常の再生やファイルの読み出しが可能。


サイバーショットDSC-T100(シルバー) サイバーショットDSC-T100(レッド)

 対象製品は、DSC-T100のレッド(R)およびシルバー(S)。ブラック(B)に該当品はない。対象となる製造番号は次の通り。

  • サイバーショットDSC-T100(シルバー)

    60661~61000、61011~61110、61121~61130、61141~61150、61171~61180、61191~61200、61211~61220、61231~61250、61288~61289、61331~61360、61381~61650、68401~68410、68651~68660、68671~68672、68676~68690、68701~68702、68705~68710、68771~69200、69421~70300、71551~72000

  • サイバーショットDSC-T100(レッド)

    58141~58620、73981~73990、74371~74380、74635、74681~74730、74741~75550、72001~72900


 同社が公開した自己解凍形式のファイルを適用することで、問題が解消する。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。解凍後、メモリースティックデュオ経由、またはUSB経由でアップデートできる。

 なお、ソニー指定の宅配業者に本体を預け、同社によるアップデート後に宅配にて受け取ることも可能。預かり期間は1週間程度。希望者は記事下の「ソニーDIコールセンター」まで連絡するよう呼びかけている。

 サイバーショットDSC-T100は、1/2.5型の有効810万画素CCD、光学5倍ズームレンズ、メモリースティックデュオスロットなどを採用する3型液晶モニター搭載機。同社の2007年春モデルのひとつで、共通の新機能である顔検出AF/AE機能「顔キメ」や、画像処理エンジン「Bionz」などを搭載する。発売は3月9日。価格はオープンプライス。実勢価格は5万円前後。



お問い合わせ先
  ソニーDIコールセンター
  Tel.0120-627-155
 


URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  告知ページ
  http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cyber-shot/information/info/top_t100.html
  ダウンロードページ
  http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cyber-shot/download/dsc-t100/firmware_top.html
  製品情報
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T100/

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/04/19 16:58
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