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ペンタックス、防水性能を強化した「Optio W30」


 ペンタックスは、防水・防塵設計のコンパクトデジタルカメラ「Optio W30」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円弱の見込み。カラーはブルー、ピンク、シルバー。


ブルー ピンク

 2005年2月発売の「Optio WP」から続くWシリーズの最新モデル。ハウジングなしで水没可能なJIS保護等級8相当の防水性能と、JIS保護等級5相当の防塵性能を持つ。新モデルでは、水没可能な水深を1.5mから3mまで拡大。これまで30分だった連続水中時間も2時間に延びた。

 さらにシリーズで初めて、スタイリングを大幅に変更した。前面に楔形の意匠を施したほか、前面に加えて背面も金属性になった。

 また、レンズ前面の保護ガラスに、一眼レフ用交換レンズのSP(Super Protect)コートを採用。水中から引き上げた後、水滴が付きにくくなったという。

 液晶モニター表面には、外光の反射を抑えるAR(Aniti-Reflection)コートを新たに採用。ボタンの長押しで表示輝度が向上する「LCDブースター」も今回から採用する。液晶モニターの画素数は11.5万画素で変化はない。

 そのほか前機種の「Optio W20」からの変更点は、最高感度がISO1600からISO3200になったこと。マニュアルで設定できるほか、新撮影モード「Digital SR」や、従来からの「CALS」モードで利用できる。


シルバー 背面

 また、動画撮影時の手ブレを自動的に補正する「Movie SR」も新機能。画像のズレをソフトウェアで補正する。さらに、インターバル撮影で得た静止画を動画に変換する「インターバル動画」モードを新たに搭載している。クレイアニメやパラパラ漫画風の動画が作れるという。動画記録は最大640×480ピクセル、30fpsに対応。

 撮像素子は1/2.5型有効710万画素。Optio W20から10万画素増えた。最大記録解像度は3,702×2,304ピクセル。レンズは変わらず38~114mm(35mm判換算)、F3.3~4。1cmまで寄れるマクロモードも継承する。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリは21.9MB。電源にリチウムイオン充電池を採用し、CIPA規格基準で約210枚の撮影が可能。本体サイズは107.5×23.5×54mm(幅×奥行き×高さ)、重量は140g(本体のみ)、160g(電池、SDメモリーカードを含む)。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  ニュースニュース
  http://www.pentax.co.jp/japan/news/2007/200706.html

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ペンタックス、ISO1600で撮影できる防水デジカメ「Optio W20」(2006/08/08)


( 本誌:折本 幸治 )
2007/02/22 11:09
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