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キヤノン、4倍ズームと手ブレ補正の「PowerShot A570 IS」


PowerShot A570 IS
 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot A570 IS」を、3月中旬に発売する。価格は3万円前後の見込み。

 2006年3月に発売されたPowerShotのミドルレンジモデル「A540」の後継機種。グリップの着いたオーソドックスなボディ形状に、プログラムAEのほか絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出などを搭載。さらにテレコンバーター、ワイドコンバーター、スレーブ方式の外付けストロボ、防水ケースなどの別売アクセサリを揃え、カメラ任せの撮影から積極的に絵作りを目指すステップアップユーザーをターゲットとする。

 A540からは、撮像素子が有効600万画素から710万画素に、画像処理エンジンがDIGIC IIからDIGIC IIIに変更された。これに伴い、顔検出機能「フェイスキャッチテクノロジー」を新たに搭載。被写体の顔にピントや露出を合わせる顔優先AF/AEのほか、ストロボ制御も行なう顔優先FEが可能になった。さらにこの機能を応用して、再生時に赤目を自動補正することもできる。



 レンズは35mm判換算焦点距離35~140mm、F2.6~5.5の光学4倍ズーム。新たに光学手ブレ補正機構を搭載した。ISO800からISO1600に引き上げられた最高感度とともに、ブレを軽減する。

 また、液晶モニターのサイズは2.5型と同じだが、画素数が約8.5万画素から約11.5万画素になった。電源は引き続き単3アルカリ乾電池または単3ニッケル水素充電池を2本使用するが、CIPA準拠の撮影可能枚数が、アルカリ乾電池使用時で約90枚から約120枚に、ニッケル水素充電池使用時で約360枚から約400枚に向上した。


バッテリーカバーを開けたところ 同梱品

 撮像素子は有効710万画素の1/2.5型CCD。最大記録画素数は3,072×2,304ピクセル。記録形式はJPEG。640×480ピクセル、30fpsの動画撮影も可能。記録形式はAVI(Motion JPEG)。

 最短撮影距離は45cm。マクロモードでは5cm(広角端)または30cm(望遠端)~45cmでの撮影が可能。

 記録媒体はSDHC/SDメモリーカードとMMC。

 本体サイズは89.5×42.8×64.3mm(幅×奥行き×高さ)、電池とメモリカードを含まない重量は約175g。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2007-02/pr-ixyd10.html
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a570is/index.html

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/02/22 15:12
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