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ケンコー、「ギフト・ショー秋2006」にマニュアル露出対応デジカメを出品


 ケンコーは、「第62回東京インターナショナルギフト・ショー秋2006」にデジタルカメラの新製品2機種を出品した。

 同イベントは、東京ビッグサイトで行なわれる流通業者向けのギフト用品展示イベント。出展企業は内外約2,300社。会期は5~8日、時間は10時~18時(8日は10時~16時まで)。

 今回参考出品したのは、有効800万画素CCDを搭載する「DSC8341」(11月上旬発売)と、有効600万画素CCDを搭載した「DSC610」(11月下旬発売)。価格はともにオープンプライス。店頭予想価格はDSC8341が3万円前後、SDC610が1万5,000円前後の見込み。


DSC8341

DSC8341
 有効800万画素CCD、F2.8~4.8の光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶モニターを採用するコンパクトデジタルカメラ。対応メディアはSDメモリーカード。32MBの内蔵メモリも備える。640×480ピクセル、30fpsのMPEG-4動画記録も可能。カラーはシルバーのみ。

 撮影モードはオート、プログラムのほかシャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出を搭載。ヒストグラムや格子線の表示も可能。視度調節機能付きの光学ファインダーも搭載する。

 電源はリチウムイオン充電池。USB 2.0、AV、PictBridgeの各端子を備える。本体サイズは約91×27×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g(本体のみ)。



付属のバッテリー(手前)とバッテリー室

DSC610

DSC610
 2型液晶モニターを搭載し、高さを抑えたコンパクトデジタルカメラ。撮像素子は有効600万画素CCD。レンズはF3.5の単焦点タイプ。5倍のデジタルズームを備える。記録メディアはSDメモリーカードおよびMMC。内蔵メモリは32MB。320×240ピクセル、25fpsの動画撮影が可能。カラーはシルバー、ブラック、レッドを用意する。

 電源は単三形アルカリ乾電池2本または、単三形ニッケル水素充電池2本。USB 2.0端子を備える。本体サイズは約95.5×29.7×52.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は90g(本体のみ)。


そのほか

DSC517
 DSC517は、有効500万画素CMOSセンサー、F3の単焦点レンズ、1.5型液晶モニターなどを採用する薄型コンパクトデジタルカメラ。既発売で価格はオープンプライス。店頭価格は1万円前後。

 対応メディアはSDメモリーカード。16MBの内蔵メモリも利用可能。8倍のデジタルズームを搭載する。電源は単四形アルカリ電池2本。USB 1.1端子を備える。本体サイズは89.5×20×58(幅×奥行き×高さ)、重量は85g(同)。


 通信販売専用の望遠レンズとして、ミラーレンズの「800mm F8」を展示していた。同社では年内の発売を予定している。なお価格は5万円前後の見込み。


800mm F8(右)。隣の500mmと比べるとだいぶ大きく見える

 また、同社が国内販売を手がけるATPブランドのメモリカードも多数展示。発売を7月から延期していた最大転送速度22.5MB/secのCF「ProMax 4GB」は、オープンプライスで店頭予想価格55,000円前後の見込み。10月中旬の発売を予定している。


カメラ量販店向けのほか、ホームセンター向けなどのメモリカードを展示 ProMaxシリーズのCFでは最大容量となる4GBモデル

ハローキティのminiSDカードは128MBと256MBをラインナップ。9月からサンリオ関連店舗での販売を行なうという。カードはATP製 ギフトショーらしく、ハローキティのデジタルカメラも展示。こちらもサンリオ関連店舗での販売となる


URL
  ケンコー
  http://www.giftshow.co.jp/
  第62回東京インターナショナルギフト・ショー秋2006
  http://www.giftshow.co.jp/tigs/62tigsinvitation/index2.htm
 

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( 本誌:武石 修 )
2006/09/05 20:56
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