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富士フイルム、900万画素CCDハニカムを搭載した「FinePix S9100」

~画質やAF速度を改善、液晶モニターを2型に

 富士フイルムは、レンズ一体型デジタルカメラ「FinePix S9100」を9月9日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は75,000円前後の見込み。

 2005年8月に発売された「FinePix S9000」の後継機。35mm判換算焦点距離28~300mmの高倍率ズームレンズとEVF、バリアングル液晶モニターを搭載し、「ネオ一眼」を称する。

 S9100では、TFT液晶モニターが1.8型約11.8万画素から2型約23.5万画素に変更されたほか、ストロボの発光量と感度設定を状況に応じて自動調整する「iフラッシュ」を搭載した。

 このほかの仕様はS9000とほぼ同じだが、レンズや画像処理が改良され、解像感や色再現性が向上した。また、暗所でのAF速度が、S9000比で約1.8倍高速になったとしている。



 撮像素子は/1.6型903万画素のスーパーCCDハニカムHR V。感度はISO80~1600。最大記録画素数は3,488×2,616ピクセル。JPEGとRAWで記録できる。最大640×480ピクセルで30fpsの動画も撮影可能。記録形式はAVI(Motion JPEG)。

 レンズは35mm判換算焦点距離28~300mm、F2.8~4.9のフジノン光学式10.7倍ズームレンズ。最短撮影距離は広角端で約40cm、望遠端で約2m。マクロモードでは広角端で約10cm、望遠端で約90cm、スーパーマクロモードで約1cmでの撮影が可能。

 プログラムシフト可能なプログラムAEのほかに、シャッター優先AE/絞り優先AE/マニュアル露出が可能。5つのシーンモードも搭載する。

 バリアングル機構でマウントされる可動液晶モニターは2型約23.5万画素。光学ファインダーはなく、0.44型約23.5万画素のEVFが搭載される。記録媒体用にxDピクチャーカードスロットとMicrodrive/CFスロットを搭載する。

 電源は単三電池4本で、アルカリ電池とニッケル水素充電池に対応。アルカリ電池使用時のCIPA準拠の撮影可能枚数は約120枚。

 本体サイズは128×129×93mm(幅×奥行き×高さ)、電池とxDピクチャーカードを含む重量は約760g。



お問い合わせ先
  お客様コミュニケーションセンター
  Tel.03-3406-2982


URL
  富士フイルム
  http://www.fujifilm.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0035.html

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【新製品レビュー】富士写真フイルム FinePix S9000(2005/09/01)


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/08/24 22:23
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